『スター・ウォーズ フォースの覚醒』、お世辞抜きで素晴らしい出来!!これぞスター・ウォーズ!!
こんにちは!!ヨウカンです。遂に公開されたスター・ウォーズ フォースの覚醒を鑑賞してきましたよ。
さて、今回のスター・ウォーズから変わったことと言えば、まずは監督。“トンデモナイ大作”ゆえに、大物監督たちが依頼を断る中引き受けたのが、J.J エイブラムス監督です。元々、海外ドラマの監督として有名で、最近の作品では、『フリンジ』や『ビリーブ』、映画では、『ミッション・イン・ポッシブル3』、『スター・トレック』、『スーパー8』といった作品を世に出しています。個人的には大好きな監督です。
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今回は、『スターウォーズ フォースの覚醒』のレビューをお届け!!
どんな作品に仕上がっているのでしょうか。全世界待望の作品です。最初の疑問。配給会社がディズニー変わってしまったけれど、映画のオープニングにはどう入るのか?
最初の疑問。配給会社がディズニー変わってしまったけれど、映画のオープニングにはどう入るのか?
個人的にずーっと疑問でした。これまでは、20世紀FOXのテーマ→ルーカス・フィルム→『A Long time ago…』でしたね。
「ディズニーに変わったのだから、20世紀FOXテーマのところがディズニーテーマに入れ替わるだけでしょ?」と言われればそれまでですが、『20世紀FOXのテーマからがスター・ウォーズだ!!』という考えあるヨウカン。答えはこれでした。
そう。いきなり始まります。ルーカス・フィルム→『A long time…』の流れだったかもですが、ディズニーテーマは入りませんでした。同じ考えの方がヨウカンの座席近くにいたようで、「あぁ、こう始まるのか…」と呟く方がいましたよ。
映像がすごい。2Dでも伝わってくる臨場感、空気感がある!!最初から最後までスター・ウォーズの世界にダークサイドの誘惑のごとく引き込まれてしまった。
彼が今回の作品に拘ったのは『IMAXカメラ』という70mmのフィルムカメラです。”wikipediaによると、1コマに使うフィルムの面積を通常の映画より広くし、高精細度の映像が得られるようにしたシステム。”とのこと。臨場感や空気感がものすごいのです。最初から最後まで映画の世界に釘付けでした。
初めての方でも楽しめる内容だが、旧作からのファンならば、より楽しめる!!
フォースの覚醒で『初めてのスター・ウォーズ』という方も多くいらっしゃるでしょう。新しいファンでもストーリーが楽しめるように、”行方不明となっているルーク・スカイウォーカーを追う”というシンプルなものです。ただ、あくまでも続編なので、エピソード4〜6を見てから行った方が何十倍も作品を楽しめます。
旧作からのファンはより楽しめます。劇中でミレニアム・ファルコンが出てくるシーン、歳をとったハン・ソロやチューバッカ、レイア姫の姿、劇中のセリフ(例えば、ハン・ソロの『ここに粉砕機はあるか?』というニッチ需要なセリフなど。)、X-ウィングでのカット割りなど、ファンならニヤリとするシーンが盛りだくさん。今作を見ていると、”リブート作”のような感覚が持ちました。
ストーリー設定はシンプルながらも、それぞれの登場キャラクターの心境(“ライトサイドな部分”と”ダークサイドな部分”)がとても深く、これまでの作品より人間ドラマが濃くなっていて、それが非常に良いのです。
管理人ヨウカンの正直な感想はこれ。
スター・ウォーズが大好きですが、少し不安もありました。ジョージ・ルーカスの映画ではなくなったことで、『スター・ウォーズ』ではなくなっているかも…
そんな心配は無用なもので、非のうちどころがない作品でしたよ。オープニングのワクワク、惑星ジャクーに墜落しているスターデストロイヤー、BB-8とレイが歩く砂漠やライトセーバー&空中戦などの映像で興奮し、懐かしいキャラや新しいキャラの話に心打たれ、終盤の『Nooooo!!』な展開に衝撃を受け、スタッフロールで流れる音楽を鑑賞して終了するという、頭から尻尾まで楽しめる究極の一作でした。
遥か彼方、スターウォーズ Ep8は…2017年に公開予定。2016年にローグ中隊のスピンオフ作品を間に挟む形となりますよ。