WF-1000XM3を3日間使ってみた【レビュー・感想・口コミ】
こんにちは!ヨウカン(@youkan0302)です。WF-1000XM3を購入して3日間使ってみました。良いことも悪いことも正直に感じたことをレビューしていきます。購入を迷っているあなたの判断材料になれば幸いです。
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WF-1000XM3 【レビュー・感想・口コミ】
WF-1000XM3を選んだ理由
ボクは普段からAirPods(第1世代モデル)を使ってきました。さすがにバッテリーが劣化してきたため、ワイヤレスイヤホンを新調することに。しかし、今年のワイヤレスイヤホンは激戦区と言えるほど魅力的な製品が登場しております。2019年8月現在の人気ワイヤレスイヤホンといえば、アップルのAirPods(第2世代モデル)、Powerbeats Pro、ソニーのWF-1000XM3の3つではないでしょうか。WF-1000XM3を選んだ理由は以下の通り
- ノイズキャンセリング機能が欲しい
- ワークアウトで使うわけではないので、WF-1000XM3で良い
- それなりの音質も欲しい
- 巷のレビューに触発されてしまった
ペアリング方法について
iPhone XとiPad Proにペアリングして使っています。詳細はマニュアルに書いていあるので省きますが、専用アプリ「Sony Headphones Connect」をダウンロード→iPhoneの設定からBluetooth接続するだけです。一度設定してしまえば、次回からは耳に装着するだけで自動的に認識してくれるようになります。
大きさ、防水、遅延、サイズ、アプリ、通信・音切れ、Apple Watchとの相性が良い、
ノイズキャンセリング機能は良い。だが、完璧ではない
ソニーのノイズキャンセリングは、ウォークマン標準装備のイヤホンで体験済みでしたが、この価格帯のイヤホンだとクオリティが段違いですね。
WF-1000XM3購入検討中の方に勘違いして欲しくないのは、”完全なる無音化”は本製品では不可能です。個人的な体感でお伝えします。WF-1000XM3を装着し、音楽再生なしの無音状態で試すと…
- 周辺の環境音を80〜90%程度消し去ってくれる。
- 自分の周囲にいる人やテレビから流れてくる声だと50%程度抑えてくれる。(人の声はある程度拾うようになっているのかも?これはマイナスポイントでした)
- 街中を走り去っていく車は”サー”っという小さな音に。エアコンの風音や換気扇の音はほぼ聞こえなくなります。
- 風が吹いていると風切り音が入ってしまうことがある(ビューっという音)
- 真夏の今うるさいセミの泣き声も、かすかに鳴き声が聞こえる程度。
ノイズキャンセリングで周囲の音をかなり遮断してくれている状態ゆえ、音楽を再生してしまえば、もう…最強です!!今までAirPodsを使ってきましたが、いくら音量を上げて聴いても環境音が入っていましたからね。周囲の音に邪魔されず音楽に没頭することがWF-1000XM3で可能なのです。
そんなわけで、WF-10000XM3のノイズキャンセリングは完璧ではありません。もっとノイズキャンセリング機能を求めるならソニーのヘッドホンにWH-1000XM3があります。屋内でしか使用しないならそちらを選んだ方が幸せになれそうです。
なお、ノイズキャンセリング効果を高める上で大切なのはイヤーピースのサイズ選びで、耳を密閉することでWF-1000XM3が本領発揮します。付属品には、ゴムっぽい材質の”ハイブリッドイヤーピースロング”と発泡シリコンの”トリプルコンフォートイヤーピース”の2種の素材(それぞれS/M/Lサイズ)のイヤーピースが付属されてきます。
装着感や使い勝手について
装着感なんですが、AirPodsの方が付けていて自然に感じます。WF-1000XM3は長時間付けていても疲れたり耳が痛くなりませんが、“耳にブッ挿している感”があるんですよね。付けているうちに”ブッ挿している感”は消えるのですが、一度耳から外して再装着する時にやはり“耳にブッ挿している感”を感じてしまうのは気になっております。(※あくまでも個人的な感覚です)
また、充電ケースのサイズが思った以上にデカいです。AirPodsと比べると無茶苦茶でかいですw
AirPodsなら手ぶらで出かけるときパンツのポケットに入れられますが、WF-1000XM3はカバンに入れて持ち運ぶことを前提に考えても良いかもしれません。
音楽に没頭できる
AirPodsでは音楽再生時に周囲の音が嫌でも入ってきましたが、WF-1000XM3はノイズキャンセリングで環境音を遮断するため音楽への没頭感が段違いです。これが本当にすごい。外出時にノイズキャンセリングモードを使ってしまうと環境音が入ってこないため、恐怖を感じることがあるほどです。(※周囲の音を確認しながら外音を取り込むアンビエントサウンドモードやすばやく周囲の音を聞くクイックアテンションモードが搭載されています。)
なお、本記事執筆時もすぐ側で扇風機とエアコンをかけながらですが、AirPodsだと扇風機やエアコンの駆動音が入るのに対し、WF-1000XM3は音楽しか聴こえません。
ハイレゾ相当に音源をスケールアップしてくれるDESS HXについて
ソニーのウォークマンにも搭載されている機能です。当記事を読んでくれている方のスマホで音楽を聴く人が多いかな?おそらく音楽データは圧縮されて入っていることと思います。
その圧縮された音源をハイレゾ相当の音源に引き上げてくれる「DESS HX」なる機能が搭載されています。音の広がりやノイズの少ないクリアなサウンドが楽しめます。
ただし、多少のデメリットもありまして…
- DESS HXを使うとバッテリー持続時間が減ってしまう。
- DESS HX使用中はイコライザーが使えない。
まとめ WF-1000XM3は買いの製品か?
さて、ボク(@youkan0302)が3日間使ってみて点数をつけるなら80点です。AirPodsに慣れすぎてしまったため、耳にブッさしている感と充電ケースのサイズに若干の不満を感じています。マイナス要因はあるものの音楽に没頭できる環境を提供してくれるノイズキャンセリング機能が素敵な製品です。また、外出時に役立つ”アダプティブサウンドコントロール”と呼ばれる機能が搭載されており、自分の状態(止まっているとか歩いているなど)を自動で認識し、外音取り込みをコントロールをしてくれる賢いイヤホンとなっています。
カナル型イヤホンゆえ遮音性が高く、音漏れもしづらいため、日々の通勤や通学用途をメインに使うなら最適な製品です。