「Kindleの本って、耳で聴けないの?」
ヨウカン読み上げの機能って、どこから使うんだろう。見当たらない…。
聴けます。iPhone・iPad・Androidの無料のKindleアプリに「読書補助機能」という機能があり、対応している本なら追加のお金なしで耳で聴けます。ただ声は端末の機械の読み上げで、オーディブルと聴き比べると、ボクには差ははっきりしていました。
この記事では、機能の出し方、見当たらないときの確かめ方、オーディブルの代わりになるかまでを、活字が苦手で、Kindle UnlimitedとAudibleの両方を払っているボクが書いています。
- Kindleの読み上げ機能の出し方(iPhone・Android)
- 読み上げが見当たらない・できないときに確かめる4つ
- オーディブルとの違いと、どちらを使えばいいか
Kindleの読み上げ機能とは?無料で使える?
Kindleの読み上げ機能は、無料のKindleアプリに入っている「読書補助機能」のことです。ネットでは「アシストリーダー」の名前で紹介されていることもあります。アプリも機能も無料で、使える本なら、そのまま耳で聴けます。
仕組みは、スマホやタブレットにもともと入っている読み上げの声で、本の文字を読んでいくものです(仕組みと対象は、2026年9月28日にAmazonのヘルプで確認)。聴いている場所の文字に色が付くので、目で追いながら聴くこともできます。


じゃあ、どの本でも聴けるのか?
読み上げできる本・できない本
読み上げできるのは、「タイプセッティングの改善:有効」と表示されているKindle本です。買った本だけでなく、Kindle UnlimitedやPrime Reading(プライム会員の読み放題)の本、ファミリーライブラリで共有された本も対象です。
見分け方は、ストアの商品ページにある本の情報の欄です。ここに「タイプセッティングの改善:有効」とあるかを見ます。ボクが試したときも、読み上げできる本と、できない本がありました。
使える端末
対象に挙がっているのは、iPhone・iPad・Androidのスマホとタブレット・Mac・Fireタブレットの無料Kindleアプリです。ボクはiPhoneのアプリで使えました。
iPhoneでKindleを読み上げるやり方は?
本を開いて「Aa」から「その他」へ進み、読書補助機能をオンにするだけです。一度オンにすると、オフにするまでそのまま使えます。


メニューが出てきます。
文字の大きさなどを変える画面の中に「その他」があります。
画面の下に再生のボタンが出ます。ここで読み上げの速さを変えたり、30秒ずつ戻したりできます。
AndroidやiPadでも同じ?
iPhone(iOS)・Android・Fireタブレットで、同じ手順が案内されています。iPadもiPhoneと同じアプリです。ボクが試したのはiPhoneだけなので、画面の並びが少し違ったら「Aa」の中を探してみてください。
読み上げが見当たらない・できないときは?
確かめるのは4つです。「その他」の中を見たか、その本が「タイプセッティングの改善:有効」か、本の言語が端末の読み上げで扱えるか、アプリが新しいか。ボクがつまずいたのは1つ目でした。


この機能のボタンは、本の画面にそのまま出ているわけではありません。「Aa」の中の、さらに「その他」の中にあります。ボクも最初は、どこにあるのか見つけられませんでした。
オンにしても再生のボタンが出ない本は、まず2つ目を疑います。商品ページで「タイプセッティングの改善:有効」の表示がない本は、対象になりません。
3つ目は、本の言語が、端末の読み上げで扱える言語であることです。4つ目として、それでも出ないときは、アプリを最新にしてから、もう一度開き直すのが近道です。
オーディブルの代わりになる?
ボクにとっては、代わりになりませんでした。いちばんの違いは声です。ただ、声が気にならない方なら、中身を拾う用には使えます。



機械的すぎて、耳ざわりがつらい。あまり使いたくないなぁ。
これが、iPhoneで試したボクの感想です。その声は、文字を一語ずつ機械が読んでいく音に聞こえました。オーディブルは、プロの読み手が気持ちを込めて読んでいます。同じ「耳で聴く」でも、声の聴きやすさは、はっきり違いました。
| くらべる所 | Kindleの読み上げ | オーディブル |
|---|---|---|
| お金 | 機能は無料(本は購入・Kindle Unlimited・Prime Readingなど) | プレミアム月1,500円(聴き放題) |
| 声 | 端末の読み上げの声 | プロのナレーターの朗読 |
| iPhoneの画面をロックしたら | 止まる(ボクが確認) | 止まらない(ボクが確認) |
| 聴ける本 | 「タイプセッティングの改善:有効」のKindle本 | オーディブルの作品(聴き放題の対象・単品購入) |
| 速さの調整 | できる | できる(最大3.5倍・ボクのiPhoneで確認) |
| 向いている方 | 声より中身がつかめれば十分 | 聴く時間そのものを楽しみたい |
無料の読み上げとオーディブル、どれを使えばいい?
「声が気にならないか、気になるか」で分けると決まります。まずは手持ちの本で、0円のまま読み上げを試す。声が平気なら読み上げできる本を増やし、つらければオーディブルです。
| こんな方 | 合うもの | 月額(2026年9月) |
|---|---|---|
| まず声を確かめたい | 読み上げ機能だけ(手持ちの本で) | 0円 |
| 声は平気。読み上げできる本を増やしたい | 読み上げ機能+Kindle Unlimited | 980円 |
| プライム会員ではない。読み放題の本で試したい | 読み上げ機能+Prime Reading(プライム会員の特典) | 600円(プライム会費・30日無料体験あり) |
| 機械の声はつらい。聴き続けたい | オーディブル | 1,500円(プレミアム) |
声が平気で、読み上げを「本の中身を耳で拾う道具」として使うなら、聴ける本の数が大事です。Kindle Unlimitedの本も、対象に入っています。ボクは雑誌や漫画を目で楽しむ用に払っていますが、読み上げできる本を探すのにも使えます。
読み放題の本で、読み上げできるかを探せます。
プライム会員でない方は、Prime Reading(プライム会員が読める本)の本でも読み上げを試せます。Amazonプライムには30日間の無料体験があります。
対象かどうかは、登録ページに「30日間の無料体験」と出るかで分かります。
ボクのように、機械の声を数分聴いて「これで1冊はつらい」と感じた方は、プロの読み手の声で聴き比べてみるのが早いです。料金の考え方は、オーディブルの料金の記事で、1日に聴ける時間ごとの早見にしました。
機械の声がつらかった方へ。プロの声で、同じ「聴く」を試せます。
キッチンで聴くなら?目が疲れるから聴きたいなら?
キッチンで聴くなら、手持ちのBluetoothスピーカーにiPhoneの音を飛ばせば十分です。目が疲れるから耳で聴きたい方には、画面を、ボクが目の負担を少なく感じた電子ペーパーに替える手もあります。
スピーカーで流す
うちのリビングとキッチンには、音の出る機器が3つあります。HomePod、持ち運べるJBLのスピーカー、キッチンカウンターのEcho Show 5(初代)です。HomePodは音はいいのですが、うちの置き方だとキッチンでは聞き取りにくいことがあって、そのときはJBLかEcho Show 5を使います(HomePodはBluetoothではなく、AirPlayでつなぎます)。
Echo Show 5でオーディブルを流したときは、Alexaに声で頼むと、言い方によってはうまく起動しないことがありました。iPhoneをBluetoothでつないで流すほうが確実です。Kindleの読み上げも、同じつなぎ方で流せるはずです(ボクが試したのはオーディブルです)。
ちなみに、AlexaにKindle本を読んでもらう機能もありますが、障がいのある方の読書を支える機能として案内されていて、新しいAlexa+では使えないと書かれています(2026年9月28日時点)。
目が疲れるなら、目で読む画面を替える手も
ボクはドライアイですが、前のモデルのKindle Paperwhiteで読むと、スマホとは目の負担が全然違うと感じます。同じ名前の新型は2026年11月11日出荷予定で、いまは予約受付中です(2026年10月6日時点)。通知が来ないのも助かっていて、普段は使いませんが、読書に集中したいときにだけ持ち出しています。


ただ、Paperwhiteは日本語の本の読み上げには使えません。新しいKindle端末にも読書補助機能はありますが、対応しているのは英語など5つの言語で、日本語の本は対象外です(2026年9月28日時点)。耳で聴くならスマホ、目で読むならPaperwhite、と分けて考えるのがおすすめです。
2026年10月1日に、新しいKindleシリーズが発表されました。目で読む用に選ぶなら、画面の大きさと色の3つです。ボクはどれも触っていないので、Amazonの商品ページに書かれた内容と価格(2026年10月6日時点)をそのまま並べます。
いちばん手ごろなのは、6インチのKindleです。29,980円で、Amazonのベストセラー1位の表示が出ています。ただし、色調調節ライトと防水はありません。
まず安く試してみたい人向け。いま注文できます
寝る前にも読むなら、7インチのKindle Paperwhite(39,980円)です。ライトの色をホワイトからアンバー(オレンジ色)まで変えられて、IPX8等級の防水に対応しています。出荷は11月11日の予定で、いまは予約受付中です。
夜の読書に使いたい人向け。ボクが使っているPaperwhiteの新型です
画面に色がつくのがKindle Colorsoft(51,980円)です。ハイライトを5色から選べます。ただし、色が出るのはカラーに対応した本だけです。こちらも出荷は11月11日の予定で、予約受付中です。
図やグラフに色をつけて読みたい人向け。色は対応する本だけです
Paperwhiteの上には、32GBでアルミ背面のシグニチャーエディション(44,980円)もあります。
よくある質問
- Kindleの読み上げは無料で使えますか?
-
読み上げの機能は、無料のKindleアプリに入っていて、追加の料金はかかりません。聴く本は、買った本のほか、Kindle UnlimitedやPrime Readingの本も対象です(「タイプセッティングの改善:有効」の本に限ります)。
- パソコンでもKindleを読み上げできますか?
-
Amazonのヘルプでは、読書補助機能の対象にMac用のKindleアプリが入っています。Windows用のKindleアプリは、Windows 11の「ナレーター」などの画面読み上げに対応していますが、商品ページに「スクリーンリーダー:対応」とある本に限られ、使える機能は本によって違います。なお、古い「Kindle for PC」は2026年6月30日でサポートが終わっています。
- 読み上げの声は変えられますか?
-
読書補助機能は、端末にもともと入っている読み上げの仕組みで読んでいます(Amazonのヘルプより)。声は端末側の読み上げの設定で変わる、と紹介されることが多いです(iPhoneなら「設定」→「アクセシビリティ」→「読み上げコンテンツ」→「声」。ボクはまだ試していません)。
- 画面を消しても、読み上げは続きますか?
-
iPhoneでは、画面をロックすると読み上げは止まりました(ボクが2026年10月に確認)。オーディブルは、画面をロックしても止まりません。Amazonのヘルプにも、メニューを開いたりメモを付けたりすると読み上げは自動で一時停止すると案内されています。家事の間に流すなら画面をつけたまま置く、車や歩きながら画面を消して聴きたいならオーディブル、が分かれ目です。
- Alexa(Echo)にKindle本を読んでもらえますか?
-
Alexaの「Kindle読書補助機能」で読んでもらえますが、Amazonのヘルプでは、障がいのある方の読書を支える機能として案内されていて、新しいAlexa+では使えません(2026年9月28日時点)。ボクはオーディブルで、iPhoneをBluetoothでEchoにつなぐほうが確実でした。
まとめ:迷ったらこれ1つ
- Kindleの読み上げは、無料アプリの「読書補助機能」。「Aa」→「その他」でオンにする
- 読み上げできるのは「タイプセッティングの改善:有効」の本(Kindle Unlimited・Prime Readingも対象)
- 声は端末の機械の読み上げ。声が気にならないなら無料で、聴き続けるならオーディブル
📝 ボクの記録(2026年9月)
- iPhoneのアプリで試した。最初は機能の場所が見つからなかった
- 読み上げできる本と、できない本があった
- 声は機械的で、ボクにはつらかった。オーディブルでは1冊(2時間27分)を聴き終えた
ボクの結論は、「無料の読み上げはまず試すもの。ボクのように声がつらければオーディブル」です。まず無料の読み上げで、自分の生活に耳の空く時間があるかを確かめるだけでも、1歩目としては十分です。
迷ったら、今日は手持ちの本で読み上げを1回だけ試してみる。そこで「この声で続けるのはつらい」と感じたら、オーディブルの30日無料体験を1つだけ。理由は、同じ本でもプロの声だと聴き続けられるかを、お金をかけずに比べられるからです。
手持ちの本と同じ「聴く」を、プロの声で比べられます。











