オーディブルとは?プロが本を読み聞かせるサービスの中身と向く人

iPhoneのAudibleアプリで『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を再生中の画面と、AirPods Pro 3・Joy-Con風のケース

「オーディブルって、よく聞くけど何なの?」

オーディブル(Audible)とは、ナレーターや俳優が読み上げた本を、スマホのアプリで「聴く」Amazonのサービスです。月額1,500円のプレミアムプランなら、対象の作品が聴き放題になります。

この記事では、オーディブルで聴けるもの、料金、本を読むのと何が違うか、向いている人・向かない人を書いています。活字が苦手で、2026年9月にオーディブルを始めたばかりのボクの、実際のアプリの画面つきです。

向かない人のことも、ちゃんと書きます。申し込むかどうかは、読み終わってからで大丈夫です。

pub-2285132525896719
目次

オーディブルとは?

オーディブルとは、本を朗読した音声を、アプリで聴けるAmazonのサービスです。iPhoneのApp Storeでも「Amazon Audible オーディオブックアプリ」という名前で出ています。

目で文字を追うかわりに、耳で聴く。だから、手がふさがっていても本を進められます。

iPhoneのAudibleアプリのホーム画面。「聴き放題をお楽しみください 数十万以上の対象タイトルが聴き放題」と、新規リスナー向けのおすすめが並んでいる
Audibleアプリのホーム画面(2026年10月1日・ボクのiPhone)

ボクは活字が苦手です。雑誌と漫画なら読めるのに、本になると続かない。新しい知識は入れたいのに、読書の習慣がありません。

じゃあ、耳で聴く本って、どんな感じなのか?

ボクが近いと感じたのは、小学校の「読み聞かせ」です。ボクが勤めていた学校にも、読み聞かせの仕組みがありました。オーディブルはそれに似ています。本を、プロが読み聞かせてくれるイメージです。

オーディオブックとは

オーディオブックとは、音声の本。オーディブルとは、それを聴けるサービスの名前。こう分けて覚えると、迷いません。

聴けるのは、本だけ?

本だけではありません。オーディブルで聴けるのは、大きく分けてオーディオブックとポッドキャスト。中には、Audibleでしか聴けない作品もあります。プレミアムプランなら、対象になっている作品が聴き放題です。

  • オーディオブック:小説・ビジネス書・自己啓発など、本を朗読したもの
  • ポッドキャスト:ラジオのような番組。英会話の番組もある
  • Audibleでしか聴けない作品:オリジナル作品や、Audible独自のナレーションの作品。「ONLY FROM audible」の印が付いている

ボクは登録して2日で、飛ばし飛ばしですが、スピーチ・1話1分ほどの雑学・小説・ポッドキャストをいろいろ試しました。

ポッドキャストは、ラジオ感覚で聴けるのが良いところです。英会話の番組もあって、これは英語の学習にも使えそうです。聞き流しで英語が身につく条件は、オーディブルで英語学習をする記事に書きました。

Audibleアプリで英会話のポッドキャストを再生中の画面。タイマーが作動中で残り4分57秒

ただ、全部の本が聴き放題ではありません。対象外の本は、単品で買うことになります。聴き放題の作品にも「視聴期限」が出るものがあり、顔ぶれはずっと同じではないようです。

料金はいくら?

プレミアムプランが月額1,500円、スタンダードプランが月額880円です。どちらのプランにも、新しく始める対象の方向けに30日の無料体験があります(2026年9月25日にAudible公式で確認)。

プラン月額できること
プレミアム1,500円対象の作品が聴き放題。ポッドキャストもすべて聴ける
スタンダード880円毎月、すべての作品から1冊を選べる。ポッドキャストはほとんど聴ける

ボクは、プレミアムプランで始めました(プライム会員だけの割引の時期に登録)。

月1,500円が高いかどうか、2つのプランのどちらを払い続けるかは、1日に聴ける時間ごとの早見と一緒にオーディブルの料金の記事にまとめました。

Amazonプライムの会員でも、オーディブルは別料金です。プライム会員だけの割引の時期についてはプライム会員とオーディブルの記事に、無料体験のやめ方や注意点はオーディブルの無料体験の記事にまとめています。

本を読むのと、何が違う?

オーディブルとは「耳で聴く本」なので、いちばんの違いは、目と手が空いていなくても進められることです。そのかわり、線を引いたり、前のページに戻って見比べたりは苦手です。

くらべる所目で読む(紙・電子書籍)耳で聴く(オーディブル)
手がふさがっているとき読めない聴ける
進む速さ自分の読む速さ再生速度で変えられる
線を引く・読み返す得意苦手
図や表見られる耳だと分かりにくい
本の長さページ数時間(10時間を超える作品も多い)

オーディブルの本は、長いものが多いです。ボクのライブラリーにある小説『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の上巻は、残りが12時間58分でした。

ボクは、何度も読み返したい本は、今でも紙で買います。耳で聴くなら、流れの中で拾えればいい本が合いそうだと、今は考えています。

活字の本が続かないボクでも、皿洗いをしながら聴いたSteve Jobsのスピーチは、けっこう頭に入ってきました。YouTubeで何度も見ていた話なので、そのおかげかもしれません。

どうやって聴く?

オーディブルは、スマホにAudibleのアプリを入れて聴きます。作品をダウンロードしておけば、電波のない場所でも聴けます。アプリには、再生速度・タイマー・クリップといった機能があります。

再生速度は、ボクのiPhoneで最大3.5倍

ボクのiPhoneのアプリでは、再生速度を最大3.5倍まで、細かく選べました。これは便利です(Amazonの使い方ガイドにも、0.5倍から3.5倍までとあります)。

使いやすそうなのは、1.5〜2倍くらいのイメージ。それより速くすると、集中して聴かないとダメそうです。ボク自身は、まだ1倍で聴いています。

タイマーとクリップ

タイマーは、決めた時間で再生が止まる機能です。上の英会話の画面は、タイマーを5分にして聴いていたところ。短い時間だけ聴きたいときに使えます。

クリップは、お気に入りの箇所や心に残ったセリフを5〜44秒の音声で保存して、メモも付けられる機能です(Audibleのヘルプより。スマホのアプリだけで使えます)。

ボク自身は、聴いていて気になる情報が出てきたら、そこだけあとで深掘りして調べるつもりです。全部を覚えようとしないほうが、耳で聴く本は続くとボクは考えています。

家のスピーカーでも流せる

イヤホンがなくても聴けます。ボクがリビングでよく使うのは、HomePodです。Audibleアプリの再生画面にあるAirPlayのボタンをタップして、HomePodを選ぶだけ。

iPhoneをHomePodの上に近づけて、音を移す方法もあります(iPhoneの「設定」→「一般」→「AirPlayと連係」→「HomePodに転送」がオンのとき)。ただ、ボクが使うのはほとんどAirPlayのほうです。

木の台の上に置いたHomePod(初代)。横に箱の内側の梱包と、巻かれた電源ケーブルがある

Amazon Echoなら、「アレクサ、スマホに接続して」と話しかけると、iPhoneとBluetoothでつながります。作業部屋のAmazon Echoでも、キッチンカウンターのEcho Show 5でも、ボクはこのつなぎ方です。

Echo Show 5に「アレクサ、オーディブルを再生して」と声で頼む方法も試しました。再生はできたものの、Echo Show 5側での操作がやりにくい。スマホにつなぐほうなら、画面に本は出ませんが、止めるのも戻すのも手元のiPhoneでできます。こちらのほうが楽でした。

Alexaを使って聴く方法は、Audibleのヘルプにも案内があります。

ただ、いちばん使っているのはAirPods Pro 3です。HomePodもEcho Show 5もリビングにあるので、子どもたちの声にかき消されることがありますし、家族への気づかいもあります。

耳で聴く読書は、ひとりの時間に聴きたい。だから家事をしながらや、ソファーでのんびりするときは、イヤホンに落ち着きました。いつ聴くかと、聴く時間を続ける工夫は、オーディブルの使い方に書いています。

KindleやKindle+(旧Kindle Unlimited)とは、何が違う?

Kindleは「目で読む」電子書籍で、オーディブルは「耳で聴く」本です。読み放題のKindle+(月額980円・2026年9月)に入っていても、オーディブルは別のサービスで、料金も別になります。

ボクは、Kindle+を契約したまま、オーディブルを足しました。Kindle+は雑誌を読むのに最高です。漫画も。ボクにとっては「目で見て楽しむ」のがKindle+で、オーディブルを使い出した今も、両方を使っています。

ちなみに、Kindleアプリの本の画面に、音声のサンプルを再生できるボタンが付いている本もありました。目で読む前に、声で試せるわけです。

iPhoneのKindleアプリの本の画面。サンプルのダウンロードの横の再生ボタンで音声サンプルを再生中

Kindle+で雑誌を読む使い方は、iPadで雑誌を開く回数を増やした記事に書いています。

向いている人・向かない人は?

向いているのは、活字は苦手でも知識は入れたい人と、手がふさがる時間が毎日ある人です。向かないのは、何度も読み返したい本が中心の人と、読みたいのが雑誌や漫画だけの人です。

皿洗いの手元。泡のついたスポンジを持つ手の奥で、キッチンカウンターのEcho Show 5がオーディブルの本を再生している
向いている人
  • 活字は苦手でも、新しい知識は入れたい
  • 皿洗い・運転・通勤など、手と目はふさがっても耳は空く時間がある
  • 物語を、プロの朗読で楽しみたい
  • 英会話の番組も、ラジオ感覚で聴きたい
向かない人
  • 線を引いて、何度も読み返したい本が中心(紙の本が合う)
  • 読みたいのが、雑誌や漫画だけ(目で見て楽しむなら、Kindle+が合う)
  • 図や表が大事な本を読みたい
  • 耳が空く時間が、ほとんどない

Audibleの公式ページには、駅のホームで聴いている人の写真がありました。電車で通勤・通学している方には、良いのではないかと思います。ボクは車移動なので、今のところ聴いているのは、皿洗いのときと、キーボードで作業している間です。

ただ、スキマ時間を全部使えているわけではありません。子どもの英会話のお迎えの待ち時間は、ニュースアプリ・音楽・iPad miniのKindle・Switch 2と、その日によってバラバラです。

申し込む前に、聴きたい本の作品ページで「プレビューの再生」を押して、今夜の皿洗いで1本流してみる。ナレーターの声が自分に合うかは、それで分かります。

よくある質問

オーディブルは、Amazonのサービスですか?

はい。オーディブルとは、Amazonのグループのサービスです。iPhoneのApp Storeでも「Amazon Audible オーディオブックアプリ」という名前で出ています。

オーディブルとオーディオブックは、同じ意味ですか?

ちがいます。オーディオブックは、本を朗読した音声の本のこと。オーディブルは、それを聴けるサービスの名前です。

オーディブルの月額はいくらですか?

プレミアムプランが月額1,500円、スタンダードプランが月額880円です(2026年9月)。新しく始める対象の方は、どちらも30日の無料体験があります。

Kindle+(旧Kindle Unlimited)に入っていれば、オーディブルも聴けますか?

聴けません。Kindle+は電子書籍の読み放題で、オーディブルは別のサービスです。料金も別にかかります。

電波のない場所でも聴けますか?

聴けます。アプリに作品をダウンロードしておけば、電波のない場所でも再生できます。

再生速度は変えられますか?

変えられます。ボクのiPhoneのアプリでは、最大3.5倍まで細かく選べました。

まとめ:オーディブルは「プロの読み聞かせ」

この記事の答え
  • オーディブルとは、本を朗読で「聴く」Amazonのサービス。オーディオブックは音声の本のこと
  • 料金はプレミアム月額1,500円(聴き放題)とスタンダード月額880円(毎月1冊)。プライム会員でも別料金
  • 手がふさがる時間に本を進められる。何度も読み返したい本や、雑誌・漫画だけを読みたい人には向かない

活字が苦手なのは、今も変わりません。でも、皿洗いをするのは、ボクのことが多いんです。本を開けなかったボクにも、耳から入れる時間はありました。

迷ったら、「毎日かならずある、手だけ動いている時間」が1つあるかどうかで決めるのがいいと思います。あるなら、オーディブルは合う側です。ないなら、今は見送りで大丈夫です。

自分の生活に聴く時間があるかは、30日の無料体験で確かめられます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ヨウカンのアバター ヨウカン 40代リブート研究家

三日坊主のまま40代になった、9年前のボクみたいな人へ。

ヨウカン|43歳・仙台。元小学校教師。コードは書けない非エンジニアのまま、ガジェットとAI(Claude Code)で暮らしとブログを回しています。フィットボクシング3と「2分ルール」で85.1kg→69.2kg(-16kg)、継続400日超。

道具は、スペックより「毎日すぐ使えるか」で選んでいます。買って続いた物も、眠らせた物も書きます。

目次