再起動3ヶ月、『これで合ってるのか』分からなくなった話|データで現在地を診断する3つの物差し

クレイ風の風景の中央に方位磁針が置かれたイラスト。「再起動3ヶ月、これで合ってるのか分からなくなった話」の記事タイトル画像

続けてるのに成果が見えない。これ、合ってるのかな…。

こんにちは、ヨウカンラボのヨウカンです。42歳、元小学校教師の非エンジニア。9年休眠していたブログを、AIと一緒に再起動して3ヶ月が経ちました。

本記事では、再起動して成果が見えない時期に「今は順調な“種まき期”なのか、それとも本当にダメなのか」を自分で見分ける方法を書いています。読むと、気合や根性ではなく、データで自分の現在地を診断する3つの物差しが分かります。

クレイ風の風景の中央に方位磁針が置かれたイラスト。「再起動3ヶ月、これで合ってるのか分からなくなった話」の記事タイトル画像
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目次

手は止めてないのに「これで合ってるのか」分からなくなる

先に結論を言います。再起動して数ヶ月、手は動かしているのに成果が見えない——その方向性の不安は、ほとんどの場合「種まき期に誰もが通る正常な感覚」です。異常事態ではありません。

ボクも、まさにこれでした。毎日コツコツ記事を直して、新しい記事も書いて、手はちゃんと動いている。なのに、ふとした瞬間に「これ、本当に正しい方向に進んでるのか?」と分からなくなる。頭の片隅にずっと薄い霧がかかっているような感覚です。

実は、この感覚には覚えがあります。9年前にブログを休眠させる前、ヨウカンラボでは月3万円ほどの成果が出ていた時期もありました。それでも手が止まったのは、「役立つ記事ってなんだろう」「自分だけの情報って何だろう」と考え込むうちに、書く手が動かなくなってしまったから。成果が出ていても、進む方向が見えないと人は止まる——それを、ボクは一度経験しているんです。

そもそもGoogleは公式に、「SEO(検索からの集客)の効果が出るまでは、通常4か月から1年かかる」と説明しています。つまり、始めて数ヶ月で成果が見えないのは、むしろ当たり前のこと。多くの人が、まさにこの「成果が見えない数ヶ月」で心が折れてやめていきます。あなたが感じている不安は、あなただけのものではありません。みんなが通る関門です。

ただ、「みんな通る道だよ」と言われても、それだけでは安心できませんよね。正直に言うと、頭ではそう分かっているボク自身、今この瞬間も同じ不安を感じています。だからこそ、気合で乗り切るのではなく、「今の自分が本当に種まき期なのか」を“データで確かめる方法”を探しました。

不安になって、AIに「これ、上手くいってる?」と聞いてみた

霧が晴れないので、ボクは相棒のAI(Claude Code)に、正直にこう聞きました。「ボクのブログ、これ上手くいってるの?それともダメなの?」と。

返ってきたのは、慰めではありませんでした。「気持ちの問題と、データの問題を分けましょう」という、冷静な交通整理でした。不安という感情はいったん置いて、まず数字で現在地を測ろう、と。

砂嵐の中を歩く人形と地図を持つ人形を左右に並べたクレイ風イラスト。感情ナビとデータナビを対比した3ヶ月目の壁

このとき気づいたんです。ボクが不安だったのは、成果が出ていないからではなく、「成果が出る“前”なのか、出ない“まま終わる”のかが、自分で判断できなかったから」だと。必要だったのは励ましじゃなくて、現在地を測る物差しでした。

データで現在地を診断する、3つの物差し

ボクが使っている物差しは3つです。これで「種まき期なら焦らなくていい/本当に危ないなら手を打つ」を切り分けます。気合では測れないものを、数字で見ます。

物差しこう見る
① ドメインの年齢新しいサイトは3〜6ヶ月ほぼ成果ゼロが“普通”。古いドメインなら再点火は速い
② サーチコンソールの数字クリック数でなく「表示回数」と「掲載順位」を見る。2ページ目で粘っていれば芽が出る前
③ 自分のKPI結果ではなく「手を止めていないか」だけで合否を決める

① ドメインの年齢を見る

新しく取ったサイトは、Googleに評価されるまで時間がかかります。最初の3〜6ヶ月は、ページが正しく作られていてもアクセスがほぼゼロのまま——これは新規サイトに共通して起きる、いわば“様子見期間”です(俗にサンドボックスと呼ばれます)。つまり、始めて数ヶ月で成果ゼロは、失敗ではなく仕様に近い。

ここでボクには、ひとつ有利な事情がありました。ボクのブログは、11年前に取ったドメイン(サイトの住所)を使い回しています。新規ではなく“再開”なので、ゼロから評価され直すより、戻りが速いはず——という読みが立つわけです。あなたのドメインが新しいなら「まだ待つ時期」、古いなら「そろそろ動いていい時期」。最初の判断材料になります。

② サーチコンソールは「クリック」でなく「表示回数と順位」を見る

サーチコンソール(Googleが無料で出している検索の成績表)を開くと、つい「クリック数(実際に読まれた回数)」を見て、少なさに絶望しがちです。ボクもそうでした。でも、種まき期に見るべきはそこではありません。

見るのは「表示回数(検索結果に出た回数)」と「掲載順位(検索で何番目に出ているか)」です。表示回数が少しずつ増えていて、順位が検索結果の2ページ目あたりで粘っているなら——それは「Googleにちゃんと認識されていて、あと一歩で1ページ目」という、芽が出る直前のサインです。クリックがまだゼロでも、土台は育っています。逆に、表示回数すら出ていないなら、まだ畑を耕している段階。打つ手が変わります。

虫眼鏡が水面の波紋を映すクレイ風イラスト。表示回数や順位など数字の変化に耳を傾けるサーチコンソールの見方

ちなみにボクは、このサーチコンソールのデータを、相棒のAI(Claude Code)に渡して分析してもらっています。「どのキーワードで表示が増えている?」「順位が上がりかけている記事はどれ?」と聞くと、ひとりでは見落としがちな傾向を拾ってくれる。数字を“読む”作業そのものを半自動化して、感情ではなくデータで現在地を確かめるようにしています。

クリック数だけ見て落ち込まない。「表示が増えて、順位が2ページ目で粘る」は、収穫の前ぶれです。

③ 結果でなく「手を止めていないか」だけを合否にする

これが一番効きました。成果(結果)は、自分ではコントロールできません。Googleの評価も、読者が来るかも、自分の力の外です。コントロールできるのは「手を止めないこと」だけ。だからボクは、自分の合否を“結果”ではなく“継続という行動”だけで判定することにしました。

粘土のブロックが積み上がっていくクレイ風イラスト。悩む前に「動いた事実(行動量)」を数えて現在地を確かめる様子

データでも、最初の数ヶ月を週1ペースでも更新し続けられた人は、その後も続きやすいと言われています。逆に言えば、最初の関門は「成果」ではなく「続けられるかどうか」。今日手を動かせたなら、それだけで今日は合格。この“ものさしの置き換え”が、霧の中でも足を前に出させてくれました。

それでも確信は持てない。でも、それでいい

正直に書きます。この3つの物差しを当てても、「絶対に成功する」という確信は出ません。ボクも、今この瞬間も、100%の自信があるわけではないです。方向性が本当に合っているのか、心のどこかではまだ分かっていません。

でも、物差しを当てて分かったのは、もっと大事なことでした。それは「“今ダメだ”と決めつける根拠は、どこにもない」という事実です。ドメインは育つ途中。表示は増えている。手は止まっていない。だったら、ここでやめる理由のほうが見当たらない。

そして最近思うのは、「まだ分かりません、でも今はこう考えています」と正直に書けるブログのほうが、きれいに言い切るブログより信頼される時代になってきた、ということです。手探りであることは、隠す弱みではなく、同じ場所にいる人への一番のギフトなのかもしれません。

ブログを“何のために続けるのか”という軸を、ボクは一枚の文書にまとめて、相棒のAIと共有しています。なぜこれが大事かというと、軸が一枚あるだけで、AIに相談するときも、自分で迷ったときも、判断がブレなくなるから。不安で足が止まりそうな時ほど、この軸が効きます。その作り方は、こちらに書きました。

まとめ:物差しを持って、また明日畑に出る

成果が見えない時期に必要なのは、「頑張ろう」という気合ではなく、自分の現在地を測る物差しでした。ドメインの年齢・サーチコンソールの表示と順位・手を止めていないかという行動。この3つを当てれば、「焦る時期なのか、待つ時期なのか」が見えてきます。

砂漠に置かれた金色の方位磁針と足跡のクレイ風イラスト。データを羅針盤に現在地からまた歩き出す様子

確信がないまま進むのは、心細いです。でもボクは、確信がないまま、また明日も畑に出ます。物差しが「今ダメと決める根拠はない」と教えてくれる限り、手を止める理由はないからです。

もしあなたが今、同じ霧の中にいるなら——まずこの3つの物差しで、自分の現在地だけ確かめてみてください。不安は消えなくても、「今日も畑に出ていい理由」は、きっと見つかります。

ブログ運営をAIとどう進めているか、その全体像はこちらのロードマップにまとめています。

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この記事を書いた人

ヨウカンのアバター ヨウカン 40代リブート研究家

宮城県仙台のブロガーです。

172cm・元85.1kg。「自分を変えたい」と一歩踏み出し、180日間で71.5kgまで⇨ 現在69.2kg。9年もの間ブログを休止。焦りと停滞感に縛られて動けずにいた元小学校教員です。

失敗だらけの泥臭い経験を武器に、あなたの「再起動」を支える相棒として、等身大の記録を綴ります。

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