ブログに復帰して1ヶ月ほど経ったころ、ボクの投稿作業はこんな流れでした。
Geminiと壁打ちして記事の叩き台を作る。出来上がったスラッグをコピペしてWordPressに貼り付け、SWELL装飾ブロックを探して設定。ブラッシュアップをして公開。
毎回、同じことをやっていました。
アンチ君(Antigravityの愛称)を入れたのは、効率化のためではありません。「この手作業、毎回面倒だな」という、それだけの話でした。
- アンチ君を導入した本音のきっかけ
- 公式サイトより先にGeminiを開いた理由
- 4時間エラーと格闘した話とスクショ1枚の生存戦略
- 今の「一人チーム」的な運用感
- 全機能を使えなくていい、という話
きっかけは「面倒くさい」だけでよかった
アンチ君を入れたのは、深い理由があったわけじゃありません。
毎回の投稿作業で、Geminiが出力した叩き台からスラッグをコピペして、SWELL装飾ブロックを探してきて…という手作業が、じわじわ嫌になっていました。
「また同じ作業か……」と思う瞬間が積み重なると、記事を書くこと自体がほんの少しだけ重くなるんです。
ズボラな仕組みの観点で言えば、「なくせる摩擦はなくす」がボクの基本姿勢です。動機は純粋に「これ、毎回やるの嫌だな」でした。
大義名分はいりません。「面倒くさい」は立派な動機です。
手動投稿の手間 導入前のフロー
アンチ君を入れる前、ボクの投稿フローはこうでした。
- Geminiと壁打ちして記事の叩き台(構成・スラッグ案)を作る
- 出来上がった叩き台をコピペしてWordPressに入力する
- SWELL装飾ブロックを探して設定する
- スラッグ・カテゴリ・タグを確認して設定する
- リライト、アイキャッチを設定して公開する
②③④は毎回ほぼ同じ作業です。Geminiが作った叩き台を活かすために、SWELLブロックを開いてコードを探す という手間が地味に積み重なっていました。
「また同じブロックを探してる……なんとかならないかな」
小さな摩擦ほど見過ごされやすいです。でも「毎回必ず発生する小さな摩擦」は、積み重なって習慣の重さになっていきます。
Antigravity実装:公式サイトより先にGeminiを開いた スクショ1枚の生存戦略
アンチ君の導入を決めたとき、ボクがまずやったのは公式サイトを見ることじゃありませんでした。Geminiに相談することでした。
「Antigravityって何ができる?ボクのSWELLブログに使えそう?」
40代が新しいツールに触れるとき、マニュアルを最初から読み込むのはしんどいです。ボクの場合は「まずGeminiに概要を聞いて、やりたいことを話す」が入口になっています。
で、実装中は案の定エラーが出ました。設定のどこかが噛み合わず、思った通りに動かない。そのたびにやったのが「エラー画面のスクショをGeminiに投げる」という作業でした。エラーメッセージも設定画面の状態も、全部画像で投げました。
4時間格闘しました。
その間にやっていたのはコードを書くことでも、マニュアルを読み込むことでもありませんでした。「状況を見せて、何が起きているか教えてもらう」 ひたすら対話の繰り返しです。
わからなくても詰まらなくていいです。
スクショを1枚撮って、Geminiに投げるだけでいい。
専門知識はいりません。「現状を見せる」ことができれば、前に進めます。
追記:実際の学習のさせ方

小難しいことはやりたくないので、現在はこれだけです。スクショを添えて一言「ステップのところ手直ししたので学習してね」と。
今の運用 流し込み中に別タスクをこなす「一人チーム」感
アンチ君が動くようになってから、投稿フローは変わりました。
MarkdownをWordPressに流し込む。その数分の間、スラッグの入力もSWELL装飾ブロックもしません。流し込みが走っている間に、アイキャッチを作って、次記事の構成メモを開く。
「あれ、なんか一人なのに仕事が並列で動いてる感じがする」
これがボクの言う「一人チーム」感です。アンチ君が単純作業の担当になってくれたことで、ボクは次のことを考える時間に切り替えられるようになりました。
半自動化、という言葉を使いますが、ボクがやっているのはGemini × アンチ君 × Claudeの分業に過ぎません。それぞれが得意なことをやっているだけで、難しい設定も高度な知識も要りません。
機能の1%も使えてないかも それでいい
アンチ君(Antigravity)の機能を、ボクは今でも全然使いこなせていません。
おそらく、多機能なこのツールの1%も触れていないでしょう。でも、それでいいかなって今は思います。
ブログを再起動(リブート)する前のボクなら、「マニュアルを全部読んで、完全に理解してから使おう」と考えていました。でも、その「完璧主義」のせいで、ボクのブログは9年間も停滞し、下書きばかりが積み上がる「下書きのプロ」になっていたんです。
「完全に理解してから使う?……それ、一体いつになるの?」
40代が新しいツールに触れるとき、一番やってはいけないのは「全部を理解しようとすること」です。
大切なのは「目の前の一つの課題が解決すること」。これに尽きます。
まずは触ってみる。エラーが出たら、無言でスクショを撮ってAIに投げる。それだけで、ボクたちの作業は確実に前に進みます。
- 100%の理解より、1%の解決。
- マニュアルを読むより、スクショを1枚。
- 完璧な設定より、まずは「自動で動く」という事実。
アンチ君がMac mini M4の中で「実装できている」という事実だけで、今は100点満点です。土台さえあれば、もっと便利な方法が見つかった時に、いつでも改良できますからね。
「自分には難しいかも……」と躊躇している仲間がいたら、ぜひ一度トライしてみてください。😃
完璧主義は、ズボラな仕組みの最大の壁です。
まとめ
- ✅ 動機は「面倒くさい」でいいです。それだけで動き出せます
- ✅ 5分の摩擦を消すために4時間使っていい。好奇心は立派な理由です
- ✅ スクショ1枚がボクの武器。専門知識より「現状を見せる」力
- ✅ 流し込み中に別タスクをこなす。一人でも仕事は並列で動かせます
- ✅ 全部わからなくていいです。一つの課題が解決すれば、それでじゅうぶん
アンチ君とGeminiを組み合わせた半自動化ワークフローの全体像は別の記事で書きました。投稿フローだけじゃなく、構成作成から公開までをどう分業しているか そちらも興味があればどうぞ。
