Mac miniでAIは動く? 16GBで試したら、ローカルLLMだけ重かった

シルバーのMac mini M4を斜め上から撮影した写真に「Mac miniでAIは動くのか」の文字を重ねたアイキャッチ。16GBのM4で実測、ローカルLLMだけまだ無理でした

「Mac miniでAIを使ってみたい。でも16GBの最小構成で、本当に足りるのかな?」

買う前に、そこで手が止まっている方へ。ヨウカンラボのヨウカンです。ボクは16GB・256GBのMac mini M4を、24時間つけっぱなしにしてAIに働いてもらっています。

この記事では、そのMac miniで試したAIの結果を書いています。答えの要点だけ先に書くと、Claude CodeやGeminiのようにインターネット越しに使うAIは快適。パソコンの中だけで動かすAI(ローカルLLM)は、16GBだと重かったです。

この記事で分かること
  • 16GBのMac miniで、快適だったAIと重かったAI
  • ローカルLLMが重くなる理由と、メモリの決め方
  • 24時間つけっぱなしにしたときの音・熱・消費電力
木製デスクに置かれたシルバーのMac mini M4を斜め上から撮影した写真。天面のアップルロゴと、前面の電源インジケーターとUSB-Cポートが見えている
2024年11月に買ったMac mini M4。16GBメモリ・256GBの最小構成です
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目次

Mac miniでAIは動く? 16GBで足りたAIと、重かったAI

動きます。ただ、どのAIを動かすかで答えが分かれました。16GBのMac mini M4で試した結果がこれです。

やったこと結果
Claude Codeに長い作業を任せる◎ 快適
Geminiで調べもの・文章の相談◎ 快適
ローカルLLM(Gemma 4の大きい版・26b)✕ 重くて使えない
ローカルLLM(Gemma 4の軽い版・e4b)△ 動くけどガクガク

差が出た理由はシンプルです。Claude CodeやGeminiは、答えを考える部分をインターネットの向こうのコンピューターが受け持ってくれます。Mac miniがやるのは、指示を送る・ファイルを書き換える・結果を表示する、といった軽い仕事です。だから16GBでも余裕があります。ブログや調べものにAIを使うくらいなら、最小構成で大丈夫です。

ローカルLLMはその逆で、考える部分まで全部Mac miniの中でやります。ボクが試したGemma 4の2つでは、ここで16GBが足りなくなりました。

「Mac miniでAI」と調べると、エンジニアの方の詳しい記事がたくさん出てきます。でもボクが知りたかったのは、ブラウザもWordPressの管理画面も開いたまま、AIも動かしたらどうなるか。この記事は、その普段づかいの話です。

Mac miniでローカルLLMは動く? Gemma 4を試したら16GBの壁に当たった

16GBのMac mini M4では、実用にするのは厳しかったです。大きいほうの26bは重くて使えず、軽いe4bは動くけれどガクガクでした。

ローカルLLM(Macの中だけで動くAI)は、書いたものを外に送らずに使えるのが魅力です。2026年4月、Gemma 4という新しいモデルをXで見かけて、Ollamaというアプリですぐ試しました。

モデル大きさ16GBのM4で
Gemma 4の26b17GB重くて使えない
Gemma 4のe4b9.6GB動くけどガクガク

26bは、AIの本体だけで17GBあります。16GBのメモリには、そもそも入りきりません。

じゃあ、軽いe4bの「ガクガク」は何だったのか?

ふだんのアプリを開いたまま、もう一度動かしてClaude Codeに測ってもらいました(2026年9月)。呼び出してから使えるようになるまで、41.5秒。しかも動かすと、ほかのアプリがどんどんSSDへ押し出されていきます(メモリが足りない分をSSDで肩代わりする「スワップ」が、4.57GBから12.62GBに増えました)。

ボクのMac miniは、Claude Codeもブラウザもいつも開きっぱなしです。そこへAIをもう1つ足したので、16GBを取り合う形になりました。「ガクガク」の正体は、この取り合いです。

Mac mini M4のアクティビティモニタのメモリ画面。Threads、X、Claude、Kindle、Gemini、Google Chromeなどが並び、物理メモリ16GBのうち使用済みメモリ12.88GB、スワップ使用領域6.94GB、メモリプレッシャーは緑
AIを動かしていない、ふだんの作業中の画面。これだけで16GBのうち12.88GBを使っています

そしてもう1つ。ボクがローカルLLMを放置しているのは、重さのせいだけではありません。

ヨウカン

e4bで答えは返ってきた。……で、これ何に使うんだっけ?

ネットにつながずに動くのは、たしかに面白いです。でも使い道が、まだ浮かんでいません。iPhone 15 Pro MaxにもEdge GalleryというアプリでGemma 4を入れてみましたが、こちらも入れたまま眠っています(笑)

📌 これだけは最低限

Mac miniでAIを使うなら、決めることは1つだけです。ローカルLLMを動かすつもりがあるかどうか。

Claude CodeやGeminiのようなインターネット越しのAIに働いてもらうだけなら、16GBの最小構成で足ります。ボクのM4が、毎日それで回っています。

ローカルLLMもやってみたいなら、メモリを多めにしておくほうが安心です。目安は「ふだん使っている分+動かしたいAIの大きさ」。ボクなら12.88GB+9.6GBで22GBを超えるので、16GBでは足りなかったわけです。ふだん使っている分は、アクティビティモニタの「使用済みメモリ」で分かります。メモリだけは、買ったあとに足せません。容量のほうは外付けSSDで足せます(256GBで足りるかの実測)。ほかのことは、困ってから考えても大丈夫です。

いまの現行モデルはM6で、最小構成は149,800円からです(2026年9月・Apple公式/9月22日発売)。メモリを24GB・32GBにすると値段がどう変わるかは、Mac mini M6の構成の選び方にまとめました。

インターネット越しのAIが中心の方へ。いまの現行モデルの最小構成です。

Claude Codeを入れたら、1年以上ほとんど使わなかったMac miniが毎日働き出した

じつはこのMac mini、買ってから1年以上ほとんど電源を入れていませんでした。毎日働くようになったのは、Claude Codeに作業を任せるようになってからです。

買ったのは2024年11月。9年休ませていたブログを再開する、という自分への宣言のつもりで、発売直後にポチりました。……が、そこから1年以上、再開できないまま。

掃除機をかけに行くと、2階の作業部屋だけホコリがほとんどありません。部屋に入っていないんだから、当然です(笑)

道具を買っても動けなかったのは、これが初めてではありません。その話はブログを9年休ませていた話に書きました。

流れが変わったのは2026年3月です。Geminiと壁打ちするうちにブログを書くハードルが下がって、やっと再開できました。「2分だけでいい」という続け方をフィットボクシング3で覚えていたのも、背中を押してくれました。

次に、Geminiで書いた下書きをWordPressへ自動で入れたくなって、Antigravityという道具を入れました。そして5月下旬、Antigravityがエラーを出すようになったのをきっかけに、Claude Code(デスクトップ版)へ乗り換えます。

ここで、Mac miniの役目が変わりました。

夜のデスク。ウルトラワイドモニターにブラウザとAIツールの画面を並べ、手前にMac mini・iPad・キーボード・マウスが並んでいる
AIに作業を任せるようになって、この机に座る理由ができました
座れない日は、ただの箱でした

それまでのパソコンは、前に座っているあいだしか仕事をしてくれませんでした。

Claude Codeなら、長い作業を頼んで2階を離れても、戻ったら終わっています。AIに任せているあいだは、持ち運べないことが気にならなくなりました。

ちなみにClaude Codeが出てきたのは2025年2月。ボクがMac miniを買った2024年11月には、まだこの世にない道具でした。

Claude Codeを使い始めて、まだ3ヶ月半ほどです。ちょっとした調べものや文章の相談は、今もGeminiに頼んでいます。

24時間つけっぱなしで大丈夫? 電気代はいくら?

大丈夫でした。Claude Codeを使い始めてからずっと電源を入れっぱなしで、スリープにもしていませんが、困ったことは一度もありません。電気代も、Apple公式の数字で計算すると1か月90円〜1,450円ほどです。

気になることボクの場合
ファンの音聞こえたことがない
本体の熱触って熱いと思ったことがない
再起動ほとんどしない

消費電力は、Apple公式の数字でMac mini(M4)が何もしていないとき4W、いちばん重い処理のとき65Wです(2026年9月確認)。

1か月つけっぱなしにしたとして、電気代の目安(1kWhあたり31円)で計算するとこうなります。

ずっと1か月の電気代
4W(何もしていない)約90円
65W(いちばん重い)約1,450円

AIに作業を任せているときも、考える部分はインターネットの向こうなので、ボクの使い方はたぶん安いほうに近いはずです(ワット数は測っていません)。

「電源ボタンが本体の底にあって押しにくい」ともよく言われます。でもボクは再起動もメニューから選ぶので、そもそもボタンに手が伸びません。

ヨウカン

今は本当に触らなくなっちゃったね。

Macは20年以上使ってきて、「使わないときはスリープ」が体に染みついていました。消す理由がなくなったのは、2階を離れているあいだもAIに働いていてほしいからです。

Mac mini M4とApple TVを並べて大きさを比べた写真。Mac miniがひと回り大きい程度で、どちらも手のひらに乗るサイズ
Apple TVと並べるとこのサイズ。これが24時間、静かに働いています

困ることは1つだけ。2階の机まで行かないと触れない

AIの置き場所としては、文句なしです。困っているのは、Mac miniが据え置きなこと。触るには、毎回2階の作業部屋まで上がる必要があります。

買うときのボクの理屈は、こうでした。

  • MacBook Airとも迷ったけれど、値段が高い
  • iPad ProとiPad miniがあるから、Macはたまの写真整理でいい
  • モニターもマウスもあるから、いちばん安いMac miniで十分

3つとも、買う前のボクには完璧な理屈でした。家の中をうろうろする自分を、計算に入れ忘れたこと以外は(笑)

お手頃な値段でAppleシリコンに触れられた、という判断はいまも後悔していません。読み違えたのは、そこではなかったのです💦 体重が16kg減っても、2階への往復は面倒なままでした。

木製デスクを正面やや上から見た全景。LGの34インチ曲面モニターの手前に、Mac mini、iPad、ロジクールの白いキーボード、マウスパッドとマウス、Amazon Echo、外付けSSD、三脚に立てたスマートフォンが並んでいる
2階の作業部屋。快適です。快適すぎて、ここから降りてこなくなりました

いま試しているやり方は2つあります。1つは、AirPods Pro 3のノイズキャンセリングで、リビングでも作業に集中できるようにすること(リビングで集中するためにAirPods Pro 3を選んだ話)。

もう1つは、2階のMac miniでClaude Codeに作業を任せて、リビングのiPhoneから様子を見ることです。軽い指示ならiPhoneで足ります。でも本格的な作業になると、結局2階へ上がっています。

だから、次に欲しいのはMacBook Airです。ただ値上がりしたので、いまは様子見。値段を並べるとこうなります(2026年9月・Apple公式)。

機種値段
MacBook Neo119,800円から
Mac mini M6149,800円から
MacBook Air 13インチ224,800円から

Neoは安くて、店頭で触ったときも快適でした。ただメモリが少なめなので、ローカルLLMのような新しいことを始めたくなったとき、同じ壁に当たりそうな気がしています。

Mac miniとMacBookのどちらが合うかは、Mac miniとMacBookどっち?の記事で、置き場所から決める方法を書きました。Mac miniの弱点をまとめて知りたい方は、「やめとけ」と言われるデメリット4つもどうぞ。

よくある質問

Mac miniでAIエージェントを使うとどうなりますか?

ボクの場合は、長い作業を頼んで2階を離れても、戻ったら終わっているようになりました。Claude Codeは答えを考える部分をインターネットの向こうで動かすので、16GBの最小構成でも快適です。

Mac miniはAIサーバーとして使えますか?

AIエージェントを24時間走らせる置き場所としては、静かで熱くならず相性がいいです。ただ、ローカルLLMを動かすサーバーにするなら、16GBでは足りませんでした(ボクは本格的なサーバー運用はしていません)。

Mac miniをつけっぱなしにすると、電気代はいくらですか?

Apple公式の数字で、Mac mini(M4)は何もしていないとき4W、いちばん重い処理のとき65Wです。1か月つけっぱなしにすると、電気代の目安(1kWhあたり31円)で約90円〜1,450円の計算です。

パソコンを買ったのに使わなくなってしまいました。どうすればいいですか?

使わない理由を「置き場所」と「使い道」の2つに分けてみるのがおすすめです。取りに行くのが面倒なら、持ち運べる道具のほうが合っています。やりたいことがないだけなら、道具を替えなくても大丈夫。ボクは使い道のほうでした。Claude Codeという使い道ができて、Mac miniが動き出しました。

まとめ:16GBで足りるかは、使うAIの種類で決まる

この記事の答え
  • Claude CodeやGeminiなら、16GBのMac miniで快適
  • ローカルLLMは16GBだと重い(26bは使えず、e4bはガクガク)
  • 24時間つけっぱなしでも、音も熱も気にならない

ボクのMac miniは、1年以上置いたままでした。動き出したのは、スペックが足りたからではなく、Claude Codeという使い道ができたからです。

買う前に迷ったら、「そのMac miniで、ローカルLLMまでやってみたいか」を自分に聞いてみるのがいちばん早いです。

AIに働いてもらう1台を、机に置く方へ。いまの現行モデルです。

家のあちこちで開きたい方へ。Mac mini M4を毎日動かしているボクが、次に買うならこれです。

M6をどの構成にするか迷っている方は、値段つきでこちらにまとめました。

Mac miniとMacBookで迷っている方は、置き場所から決める方法をこちらに書いています。

本体の次に何を買ったかは、値段つきでこちらに並べてあります。

次の一歩(気が向いたら)

Mac miniやAIのこと、ブログに載せていないことも、X(@youkan0302)でゆるーく更新しています。もしヨウカンという人間に興味を持ってフォローしてもらえたら、泣いて喜びます。ブログを運営しているくせに人見知りなので、気軽に絡んでもらえるとうれしいです。

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この記事を書いた人

ヨウカンのアバター ヨウカン 40代リブート研究家

三日坊主のまま40代になった、9年前のボクみたいな人へ。

ヨウカン|43歳・仙台。元小学校教師。コードは書けない非エンジニアのまま、ガジェットとAI(Claude Code)で暮らしとブログを回しています。フィットボクシング3と「2分ルール」で85.1kg→69.2kg(-16kg)、継続340日超。

道具はスペックでなく「使う直前の手数」で選ぶ。買って続いた物も、眠らせた物も書きます。

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