「オーディブルに登録してみたけど、どう使えばいいの?」
オーディブルの使い方は、気になった本をライブラリーに入れて、あとで聴くだけ。操作で覚えるのは、再生速度くらいです。
難しいのは、続けることのほうでした。ボクは聴き始めてすぐに「これ、絶対使わなくなるやつだ」と身構えて、次の本を探すより先に、iPhoneのカレンダーに「オーディブル」という予定を入れました。
この記事では、43歳のボクがやっているオーディブルの使い方と、続けるための予定の入れ方、家族がいる家での聴き方をまとめました。
ただ、紙の本を読む時間がもう毎日ある方は、無理に耳へ替えなくて大丈夫です。
- オーディブルで最初に覚える操作(ライブラリーと再生速度)
- 「使わなくなる」を防ぐ、カレンダーの予定の入れ方
- 家族がいる家で、いつ・どこで・何で聴くか
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オーディブルの使い方は?ライブラリーに入れて、あとで聴くだけ
使い方は、気になった本をライブラリーに入れておいて、聴ける時間に再生するだけです。ボクが機能で使っているのは、再生速度くらい。
Amazonの使い方ガイドを見ると、倍速、スリープタイマー、クリップ、オフライン再生と、機能はたくさん並んでいます。でも、最初から全部を覚えなくても聴けます。
気になった本は、その場でライブラリーに入れる
聴き放題の本なら、「ライブラリーに追加」を押しておくだけ。あとはアプリのライブラリーを開けば、会員のあいだは続きから聴けます。
ボクのライブラリーには今、雑学の本、『Steve Jobs SPEECHES』というスピーチ集、長編SFの上巻、いくつかのポッドキャストが並んでいます。飛ばし飛ばしですが、いろいろ試している最中です。
感覚は、Apple Musicでふだん聴かないアーティストを気軽に流して、「この曲、良い感じ」となるのと同じです。聴かずに終わる本もあれば、思わぬ出会いになる本もある。手に取るほどではない本にも手が伸びるのは、朗読してくれる手軽さのおかげだと思います。
再生速度は、ボクは2倍まで
再生速度は、0.5倍から3.5倍まで変えられます(Amazonの使い方ガイドより)。ボクが使うのは2倍速まで。それより速くすると、聴いているだけで疲れてしまうんです。
ちょうどいい速さは、人によって違います。1倍で聴き始めて、物足りなくなったら少しずつ上げるくらいで十分だと思います。

ほかの機能は、困ったときに覚えればいい
タイマー(決めた時間で止まる)、クリップ(気になった箇所を保存する)、ダウンロード(電波がなくても聴ける)は、必要になってからで間に合います。機能ごとの使い方は、オーディブルとは?をまとめた記事に書きました。
使い方そのものは、拍子抜けするほどシンプル。
じゃあ、何が難しいのか?
続けることです。
続けるには?聴く前に「聴く時間」をカレンダーに入れる
オーディブルを続けるために、ボクはiPhoneのカレンダーへ「オーディブル」という予定を入れました。通知をオンにして、鳴ったら予定を次の日へ動かす。やることは、これだけです。
聴き始めてすぐ「これ絶対使わなくなるやつだ」と思った
ヨウカンこれ、絶対使わなくなるやつだ……
オーディブルを使い始めてすぐ、こう思いました。サブスクに入ったまま、ほとんど使わずに払い続けたことがあるからです。
オーディブルが悪いわけではありません。困るのは、聴く習慣がボクの生活のどこにもないこと。そもそもボクは活字が苦手で、読書の習慣もありません。
だから最初にやったのは、たくさん聴くことではなく、自分の生活にオーディブルの時間を組み込む作業でした。
iPhoneのカレンダーに「オーディブル」と入れて、通知をオンにする
予定の入れ方は、3つの手順だけです。
ボクはiPhoneに最初から入っているカレンダーのアプリを使っています。予定の名前は、そのまま「オーディブル」。
目安は、皿洗いのように手だけ動いている時間(下で詳しく書きます)。ボクは今、夜の20時に置いています。
通知が来るので、忘れていても気づけます。
ボクの今のカレンダーがこれです。


スマホのカレンダーでなくても大丈夫です。紙のカレンダーでも手帳でも、自分がいちばん目にする場所に書いておけば、同じ働きをしてくれます。
通知が来たら、予定を手で次の日へ動かす
ボクがいちばん効いていると感じているのは、ここです。通知が来たら予定を確認して、明日の同じ時間へ、手で1日ずらします。


聴けなかった日も、予定を動かすだけでOKにしています。それだけでも、オーディブルのことが頭の隅に残るからです。
実はこれ、オーディブルのために考えたやり方ではありません。
ボクのiPhoneのカレンダーには、「2分ルール実践中」という予定が入っていて、朝6:00に通知が鳴ります。スケジュール帳を見たときに、次の日へ移動。フィットボクシング3を始めて、2分ルールを意識するようになった頃から、たぶん1年以上、毎日続けている作業です。


誰かに教わったわけでもない、自分でもちょっと謎のルーティンです(笑)
ボクはこの予定を毎日動かしながら、フィットボクシング3とプランクを続けてきました。体重は、最大で-16kg(これはフィットボクシング3とプランクの成果です)。オーディブルの予定も、2026年9月から同じように毎日動かしています。こちらはまだ1か月ほどです。
📝 ボクの記録:カレンダーの予定は2つ。「2分ルール実践中」はたぶん1年以上、「オーディブル」は2026年9月から、どちらも毎日、手で次の日へ動かしています。
心理学には、近い考え方があります。「いつ・どこで・何をするか」を先に決めておくと、やろうと思ったことを行動に移しやすくなる、という「実行意図」の研究です。94件の検証をまとめた分析(ゴルヴィツァーとシーランの論文・2006年)でも、目標を達成しやすくなる効果が報告されています。
習慣の本として広く読まれている『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』でも、よい習慣をつくる最初の法則として「はっきりさせる」、つまり、いつ・どこでやるかを決めて、きっかけが目に入るようにすることが挙げられています。
ただ、予定を手で動かす部分は、研究で確かめられたものではありません。ボクが勝手に続けている作業です。それでも、この1手間を入れると、自分の中でオーディブルの優先順位が1段上がる感じがあるんです。
アプリのリマインダーではなく、カレンダーにした理由
通知は、見た瞬間に消せます。しかも今は、メールにSNSにいろいろなアプリにと、通知があふれています。アプリの通知だけにしておくと、ボクはほかの通知と一緒に流してしまう。
だから、通知より1段上の方法として、自分の手で予定を明日へ動かしています。消すより少しだけ手間がかかって、正直、面倒です。それでも、手で直した予定は、ボクには頭への残り方が違う感じがあります。アプリのリマインダーではなくカレンダーを選んだのは、その少しの手間がほしかったからです。
オーディブルのアプリにも、聴く時間を知らせるリマインダーはあります。ボクが本を再生していたときも、リマインダーを作るよう案内が出てきました。


それでもカレンダーにした理由を並べると、2つです。
- 自分が毎日使っているアプリで管理したかった
- 通知だけだと、見て終わってしまう
もちろん、アプリのリマインダーで続く方は、それで十分です。ボクが大事にしているのは、どの道具を使うかより、聴く時間が自分の予定表に載っていることです。
ほかにも、オーディブルのアプリをiPhoneのドックやホーム画面の1ページ目に置いて、毎日目に入るようにする手もあります。
オーディブルはいつ聞く?手を動かすだけの時間に置く
オーディブルを聴く時間は、手は動いていても頭は空いている時間が向いています。いつ聴くかも、使い方の一部です。ボクの場合は、家事をしているときと、子どもの送迎の待ち時間の車内でした。車で移動するあいだは、BGM代わりに流すこともあります。
頭に入ったのは、家事と送迎の待ち時間
聴き始めて2日目に、どの時間なら頭に入るかを振り返りました。スッと入ってきたのは、皿洗いのような頭を使わない手作業と、送迎の待ち時間。反対に、ブログを書きながらだと、考えるほど耳から入ってこなくなりました。


カレンダーの予定も、この「頭が空く時間」に置くのがコツだと思います。入る時間・入らない時間の話は、オーディブルが頭に入らないときの記事で詳しく書きました。
1冊は10時間を超えることもある。まずは短いものから
オーディブルの1冊は、思ったより長いです。ボクのライブラリーにある長編SF『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の上巻は、残りが12時間58分でした。
2倍速にしても、6時間以上。
いきなり長い本から入ると、終わりが見えなくてつまずきそうです。長い本がしんどいときは、短いものから試すのも手。ボクのライブラリーにある『おとなのための知的雑学』は、1話が1分前後です。ゆるく聴けて、途中で止めても困りません。
Audibleのポッドキャストの英会話番組は、1話が14〜16分でした。フィットボクシング3を1回プレイするあいだに、ちょうど聴き終わる長さです(英語の聴き方はオーディブルで英語学習をする記事にまとめました)。
寝る前に聴くなら、スリープタイマーがある
寝る前に聴きたい方は、スリープタイマーが使えます。聴きながら寝てしまっても、再生が自動で止まる機能です(Amazonの使い方ガイドより)。
ボク自身は、スリープタイマーを使ったことがありません。寝る前は作業部屋でブログを書いていることが多く、そのあいだに流すのは音楽かオーディブル。布団の中で聴く習慣はないんです。寝落ちしたときの使い心地は、実際に使っている方の声を参考にするほうが確かだと思います。
どこで何で聴く?家族がいる家は、結局イヤホン
家での使い方なら、スピーカーでもイヤホンでも聴けます。ただ、家族がいる家のボクは、結局AirPods Pro 3で聴く時間がいちばん長くなりました。


スピーカーで聴くなら、HomePodはAudibleアプリの再生画面からAirPlayで、Echoは「アレクサ、スマホに接続して」と話しかけてBluetoothでつなぎます。手順は、オーディブルとは?の記事の「どうやって聴く?」にまとめています。
それでもイヤホンに落ち着いた理由
リビングのスピーカーで流すと、子どもたちの声でかき消されます。それに、家族がいる部屋で本の声を流し続けるのは、ちょっと気をつかう。
耳で聴く読書は、一人の時間に聴きたい。そう思ってからは、家事のときも、ソファーでのんびりするときも、AirPods Pro 3をつけて聴いています。
オーディブルにおすすめのイヤホンは?
ボクが使っているのはAirPods Pro 3です。ノイズキャンセリングで生活音が静かになり、朗読の声に集中しやすくなります。ただ、手持ちのイヤホンで困っていないなら、買い足さなくても聴けます。
ボクがAirPods Pro 3で聴いている理由
いちばんの理由は、耳をふさいでいても家族に呼ばれたら気づけることです。AirPods Pro 3は、話しかけられると音量が自然に下がります。
一人の時間に聴きたい。でも家族への気づかいも要る。家で耳を使う読書には、ここが合っていました。


ノイズキャンセリングで聴き取りやすくはなりますが、それで頭に入るようになるかは別の話です。そのあたりは頭に入らないときの記事に書きました。
手持ちのイヤホンで足りる人
- 一人の時間に、静かな部屋で聴く
- 家族の声や生活音が、あまり気にならない
- スピーカーで流しても、気をつかう相手がいない
こういう方は、今のイヤホンやスピーカーで十分です。反対に、家族の声の中で聴きたい方や、キッチンの水の音で声が埋もれる方には、ノイズキャンセリングのイヤホンが効きます。AirPods 4との違いは、AirPods Pro 3とAirPods 4を比べた記事にまとめました。
耳をふさいでいても、家族に呼ばれたら気づけるイヤホンです。Apple公式では42,800円(2026年9月25日)。
よくある質問
- オーディブルは、何倍速で聴くのがいいですか?
-
決まりはありません。アプリでは0.5倍から3.5倍まで変えられます(Amazonの使い方ガイドより)。ボクは2倍速まで。それより速いと疲れてしまいます。まずは1倍で聴いて、物足りなければ少しずつ上げるのがおすすめです。
- 聴く時間のリマインダーは、どこで設定できますか?
-
Audibleアプリのプレーヤー(再生画面)のメニューか、プロフィールの設定から作れます。オーディオブックが対象で、ポッドキャストには使えません(Audibleのヘルプより)。ボクはアプリではなく、iPhoneのカレンダーに「オーディブル」という予定を入れて、通知で管理しています。
- 通信量が心配です。
-
作品をダウンロードしておけば、オフラインで聴けます(Amazonの使い方ガイドより)。家のWi-Fiでダウンロードしてから出かければ、車の中や外でもスマホの通信量を気にせずに聴けます。
- 聴き放題の本が、聴けなくなることはありますか?
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あります。ボクのライブラリーでも、ある本に「視聴期限」の表示が出ていました。聴き放題の対象から外れる本があるので、気になる本は早めに聴くと安心です。
- 1日にどれくらい聴けばいいですか?
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決まった答えはありません。ボクは、1話が1分前後の雑学の本や、1話14〜16分のポッドキャストも聴いています。短いものなら、途中で止めても続きから気軽に聴けます。
- 本を読むのが苦手でも、続けられますか?
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ボクは活字が苦手で、読書の習慣もありません。それでもオーディブルは、プロの読み手が読み聞かせてくれるので聴けています。ボクが今いちばん大事にしているのは、本の好みより、聴く時間を予定に入れることです。
まとめ:迷ったらこれ1つ
- オーディブルの使い方は、ライブラリーに入れて、あとで聴くだけ。覚える機能は再生速度くらい
- 続けるには、聴く前にカレンダーへ「オーディブル」の予定を入れて、通知をオンに
- 通知が来たら、予定を手で次の日へ。ボクにはこの1手間が効いている(オーディブルはまだ1か月の感触)
- 聴くのは、手が動いていて頭が空いている時間。家族がいる家なら、イヤホンで
ボクの結論は、「オーディブルの使い方は、聴き方より先に、聴く時間を予定表に載せる」です。操作はシンプルなので、つまずくとしたら続け方のほう。ボクも「これ絶対使わなくなるやつだ」から始まりました。
今日できるのは、カレンダーを開いて「オーディブル」と1行入れることだけ。時間は、手は動いていても頭が空いている時間に。通知が鳴ったら、明日へ動かす。そこから先は、明日のボクに任せています。
まだ登録していない方は、30日の無料体験のあいだに、この予定が続くかどうかを試せます。
体験のあとは月1,500円(プレミアムプラン・2026年9月時点)。「オーディブル」の予定の隣に、体験が終わる1週間前の予定も1つ入れておくと安心です。











