- SWELLを使うと、ブログを書く時間がどう変わるのか
- 乗り換え作業だけで8ヶ月止まったボクが、それでも後悔しなかった理由
- 正直なデメリットと、買わないほうがいい人の条件
本記事では、WordPressテーマ「SWELL」を17,600円で買って8ヶ月放置したボクが、今どう評価しているかを書いています。読み終わると、自分が買うべきタイプなのかどうかが分かります。
こんにちは、ヨウカンです。
レビュー記事を探していると「5年使っています」「毎日愛用しています」という声がたくさん出てきます。ボクは違います。買って、テーマを入れ替えて、そこで8ヶ月止まりました。
その立場から書きます。
SWELLの評判をひとことで言うと「書く前に消耗しなくなる」です
答えを先に書きます。SWELLの良さは機能の多さではありません。ブログを綺麗に、プロっぽく仕上げてくれること。そして今のWordPressのブロックエディタに合わせて作られているから、操作で迷わないこと。この2つです。
文章を書き終えたあとに残っていた「これから装飾か…」という気持ち。あれが消えます。
ただ、いいことばかり書いても信用できないと思うので、先に一番かっこ悪い話からいきます。
ボクは17,600円を払って、乗り換え作業だけで満足していました
SWELLを買ったのは2025年7月21日です。お小遣い制の42歳には、小さくない金額でした。
買った日にやったことは、よく覚えています。テーマを入れ替えて、設定画面をひととおり触って、見た目が変わったのを眺めて満足しました。機能を少しいじって、その日は終わりです。乗り換えただけなのに、何かを前に進めた気になっていました。
そこからブログを再起動する2026年3月11日まで、WordPressのダッシュボードをほとんど開いていません。
8ヶ月です。
17,600円、払ったのに。また同じパターンだ。
開かなかった理由は、はっきりしています。開けば「何も書いていない自分」と向き合うことになるからです。それが怖かった。
その8ヶ月、ブログとの唯一の接点はスマホでAIと話しつづけることでした。書きたいことをとりとめもなく話す。整理もしない、公開もしない。ただ言葉にするだけの日々です。
それでも失敗にならなかったのは、買い切りだったからです
もしSWELLが月額課金だったら、ボクは間違いなく解約していました。
「使っていないのに毎月払っている」という感覚は、思っている以上にしんどいんです。解約して、ついでにブログそのものも諦めていたと思います。
買い切りだったから、8ヶ月止まっても損した気分になりませんでした。SWELLは静かに、ただそこにあり続けてくれた。
そして再起動した日、ボクがやったのは溜まっていた言葉をブロックに流し込む作業だけでした。
「書けない」んじゃありませんでした。「出す場所と形が整っていなかった」だけだったんです。
9年で5つのテーマを渡り歩いて、分かったこと
SWELLにたどり着くまで、ボクは5つのテーマを使ってきました。正確には「使い切れませんでした」。
- STINGER:自由度は高いけれど、設定を間違えて管理画面が真っ白に。WordPressの基礎は叩き込まれました
- ハミングバード/エレファント2・3/Seal:見栄えはどれも良かった。ただ装飾のたびにショートコードを呼び出す手間が、地味にキツかった
誤解のないように書いておくと、どれも悪いテーマではありません。問題はボクの使い方でした。
ショートコードを調べて、コピーして、貼り付ける。それだけのことです。でも文章を書き終えたあとにやる作業としては、重かった。書き上げた熱が冷めていくタイムラグが、ボクには致命的でした。
テーマを変えるのが解決策じゃなかった、ってこと?
そうです。必要だったのはテーマの性能ではなく、書き終えたあとの作業を軽くしてくれる仕組みでした。
SWELLに変えて、実際に変わったこと
今のブロックエディタに合わせて作られているから、迷子にならない
ここが一番大きい違いです。SWELLは今のWordPressのブロックエディタに合わせて開発されています。だから操作が素直で、探しものをしません。

正直に書くと、最初はブロックエディタそのものに慣れるのがつらかったです。クラシックエディター歴が長かったので、「全部が別々のブロック」という感覚に違和感がありました。
え、なんで文章とキャプションBOXが別ブロックなの。不便じゃない、これ。
慣れるまでの数週間は、そう思っていました。
でも慣れた先にあったのは、動かしたいブロックをドラッグするだけ、という体験でした。画像も、ふきだしも、キャプションBOXも、つかんで好きな位置に置ける。昔さんざんやっていた「切り取り→ペースト」は、いつのまにか記憶から消えていました。
選んで置くだけで、それっぽく整う
デザインのセンスがなくても、ブログが綺麗に仕上がります。ここがSWELLを人にすすめたくなる一番の理由です。

キャプションBOXを置いて、スタイルを選ぶ。それだけで、見出しつきの囲みが完成します。色や枠線をCSSで調整した記憶は一度もありません。

ボクがよく使うのは、ふきだし・関連記事ブロック・キャプションBOX。次点でステップBOXとリッチカラムです。この5つを選んで置くだけで、記事の見た目が整います。

読者から見て「ちゃんとしたサイトだな」と思ってもらえる見た目に、勝手になる。個人ブログにとって、この安心感はけっこう大きいです。
正直なデメリットは3つあります
褒めるだけでは参考にならないので、正直な弱点も書きます。
- 17,600円は安くない:買う前に迷う金額です。ボクも迷いました
- ブロックエディタに慣れる時間が要る:クラシックエディター派だと最初の数週間は違和感があります
- テーマを入れただけでは何も起きない:ボクの8ヶ月がその証拠です
3つ目が一番大事だと思っています。テーマは書く作業を軽くしてくれますが、書きはじめる決断まではしてくれません。ここを勘違いすると、ボクのように高い買い物を寝かせることになります。
SWELLを入れたあとの夜は、こう変わります
数字の話より、こちらのほうが伝わると思うので書きます。
以前のボクは、書き終えた瞬間がピークでした。そこから装飾のためにショートコードを調べはじめて、画像を入れるころには力尽きている。そのまま下書きフォルダ行きです。この繰り返しで、下書きは500本近く溜まりました。
今は、書き終えたあとにふきだしを置いて、キャプションBOXを置いて、ステップを置く。5分もかかりません。
そして公開ボタンを押せます。
書き終えた熱が冷めないうちに出せる。それだけのことが、9年動かなかったブログを動かしました。ブログを続ける生活って、たぶんこの数分の差でできています。
👉 9年迷ったボクが、最後に選んだテーマです
あなたはどのタイプですか
17,600円をすすめる前に、仕分けさせてください。当てはまるところだけ読んでもらえれば大丈夫です。
A:書けているのに、装飾で毎回止まっている人
ここが一番効きます。書く力はもうあるのに、出すところで消耗している状態だからです。ボクがそうでした。買ったその週から手応えが変わると思います。
B:まだ1本も記事を書いていない人
正直に書きます。今は急がなくていいです。
無料テーマで3本書いてみてください。それでも「装飾がしんどい」と感じたときが、たぶん買いどきです。テーマを入れただけでは記事は増えません。ボクの8ヶ月がそれを証明しています。
C:テーマを何度も乗り換えてきた人
ボクと同じ道です。「次のテーマなら書けるかも」という期待そのものが、動けない原因になっていることがあります。
ボクはSWELLを「最後のテーマ」と決めて買いました。乗り換え先を探す作業から降りるために買った、という言い方のほうが正確かもしれません。
よくある質問
無料テーマではダメですか
ダメではありません。ボクも無料テーマ時代に記事を書いています。差が出るのは書き終えたあとの作業で、そこが苦にならない方なら無料テーマで十分だと思います。
SWELLを入れればアクセスは増えますか
増えません。テーマは記事を書いてくれないからです。ボクの8ヶ月がその答えです。ただ、書き終えたあとの作業が軽くなるぶん、公開できる本数は増えます。
今のテーマから乗り換えると、記事は崩れますか
ショートコードで装飾していた部分は表示が変わります。ボクは過去記事の見た目をいったん諦めて、これから書く記事に集中しました。全部直そうとすると、それだけで力尽きます。
まとめ|買ってすぐ使わなくても、大丈夫でした
- SWELLの良さは、綺麗に仕上がることと、今のブロックエディタで迷わないこと
- 書き終えたあとの作業が軽くなるから、熱が冷めないうちに公開できる
- 買い切りなので、使わない期間があっても後悔になりにくい
- テーマを入れただけでは何も起きない(ボクの8ヶ月が証拠)
9年迷走して、5つのテーマを渡り歩いて、17,600円を8ヶ月寝かせた人間が言います。
迷っている時間が、一番もったいなかったです。
でも、だからこそ言えることもあります。買ってすぐ使えなくても大丈夫です。ボクは8ヶ月かかりました。それでも、ちゃんと動き出せました。
👉 「書けない自分」を終わりにしたい方へ。ボクの最後のテーマです
装飾の作業をさらに軽くしたい方は、ボクが組んでいる書き方の流れもどうぞ。


