AIに記事は書けても、戦略まで任せられるの?
こんにちは、ヨウカンラボのヨウカンです。42歳、元小学校教師の非エンジニア。Claude Code(ボクは「ジョブズ」と呼んでいます)という相棒と、9年眠っていたブログを再起動しました。
本記事では、ボクが毎月やっているAIとの「ブログ作戦会議」のやり方について書いています。読むと、データの渡し方・忖度なしの診断のもらい方・計画を迷子にさせない管理のコツが分かります。
そして実は、いま読んでいるこの記事自体が、今日の作戦会議から生まれた「実物サンプル」です。
個人ブログ最大の敵は「会議相手がいない」こと

個人ブログが止まる理由は、文章力でも時間でもなく「相談相手の不在」だとボクは思っています。書く作業はひとりでできる。でも「次にどっちへ進むか」を、ひとりで決め続けるのはしんどいのです。
会社なら会議があります。数字を見る人がいて、反対意見を言う人がいて、決まったことを記録する人がいる。個人ブログには、それが全部ない。全役をひとりで演じることになります。
ボクは過去に、それで一度ブログを眠らせた人間です。再開してからも「記事は書けるのに、次の一手で足が止まる」感覚が何度もありました。「このまま書き続けて、本当に伸びるんだろうか?」という不安は、ひとりでは答えが出ません。
「AIに相談しても、当たり障りのない答えしか返ってこないのでは?」と思いますよね。ボクもそう思っていました。でも、渡し方を変えたら景色が変わったんです。雑談ではなく「会議」にする方法が、ちゃんとありました。
ボクの作戦会議は5ステップだけ

やることは5つだけです。①データを丸ごと渡す ②忖度なしの診断を注文する ③結論を1枚の文書に固める ④「次やることリスト」に変換する ⑤実行は別の日に分ける。順番に説明します。
サーチコンソール(Googleの無料の検索成績表)とアナリティクス(訪問者の動きが見えるツール)のデータをCSVで書き出し、フォルダに入れて「読んで」と言うだけ。グラフが読めなくても大丈夫。読むのはAIの仕事です。
ここが最大のコツです。AIは頼まないと優しいことしか言いません。「忖度なしで」「数字に基づいて厳しく」と一言添えるだけで、返ってくる答えの温度が変わります。
会議は流れて消えます。文書は残ります。決まったことを1つのテキストファイルにまとめてもらうと、次回以降のAIも、未来の自分も、同じ地図を見て動けます。
計画書とは別に、優先順位つきのタスクリストも作ってもらいます。ボクは次の作業のとき、AIにまずこのリストを読ませるところから始めます。「前回の続きから」が一瞬で復元されるんです。
会議の日と作業の日を分けます。1回の会話に詰め込むと、AIも人間も集中が散ります。「今日は決める日」「明日は手を動かす日」。この区切りが、結果的にいちばん速い。
この5ステップを回した1ヶ月の実録は、毎月の制作ログとして公開しています。会議の成果物がどんな記事になったか、答え合わせができます。

「ブログ戦略にFable 5って意味あるの?」に正直に答える

あります。ただし意味があるのは「派手に作る力」ではなく「計画の粗を見つける力」です。そして毎日は要りません。月1回の節目だけで十分です。
2026年6月、Claudeに最上位モデル「Fable 5」が登場しました。Xを見ると「写真を渡したらアプリができた」「ゲームが作れた」みたいな派手な報告ばかり。ボクは半信半疑でした。ブログの作戦会議ごときに、そんな大物を呼ぶ意味があるのかと。
実際に使った感想は、地味です。アプリは出てきません(笑)。でも、それまでのモデルと一緒に組み上げた計画の弱点を、データを根拠にバシッと指摘された瞬間、思わず「おぉ…」と声が出ました。自分では完成形だと思っていた計画に、ちゃんと穴があったのです。
数字の見積もりの甘さ、優先順位の矛盾、放置していた問題。人間の上司に言われたらヘコむ指摘も、AI相手なら「ありがとう、直すわ」で済みます。これは精神衛生上もかなり大きい。
ちなみに「で、普段はどのモデルを使えばいいの?」という話と、料金まわりの2026年6月の方針変更は、別の記事にまとめました。

AIに渡していい判断・渡してはいけない判断

渡していいのは「分析と段取り」。渡してはいけないのは「ブログの軸」と「お金の最終判断」です。ここを混ぜると、AIのブログではなく、AIに振り回されるブログになります。
| AIに渡してOK | 自分で握っておく |
|---|---|
| データの分析・読み解き | このブログは何のためか(軸) |
| 記事の優先順位の提案 | 収益のやり方を変える決断 |
| 構成案・作業の段取り | 読者への誠実さの基準 |
もうひとつ。AIが出す数字の予測は、必ず「仮説」として扱ってください。ボクの会議でも、AIの試算をそのまま信じず「その根拠は?」と聞き返すようにしています。即答できない数字は、まだ決定に使わない。これだけで事故はだいぶ減ります。
「軸」を文書にしてAIと共有する方法は、別の記事に分けて書きました。作戦会議とセットで効きます。

まとめ:もう、ひとり会議室に戻らなくていい

- データを丸ごと渡し「忖度なし」を注文する
- 結論は1枚の計画書+タスクリストに残す
- 上位モデルの価値は「検算」。使うのは節目だけ
- 軸とお金の最終判断は、自分で握る
9年ひとりで悩んで止まっていたボクが、いまは毎月、相棒と会議をしています。完璧な経営者になれたわけじゃありません。ただ「次にやることが決まっている」だけで、手が動く日がこんなに増えるとは思いませんでした。
まずは今月、サーチコンソールのデータをAIに渡して「忖度なしで診断して」と言ってみませんか? 30分後には、あなたのブログにも「次の一手」が見えているはずです。
なお、ボクのブログ環境はSWELLテーマとエックスサーバーです。環境側の本音レビューはSWELL×Claude Codeで9年眠った下書きを溶かした話とエックスサーバー11年運用の本音でどうぞ。
非エンジニアがClaude Codeを始める手順は、こちらの全体マップにまとめています。

