「なんか……いつもと違う。」
5月19日の夜。画面を見て、ボクは思わずそうつぶやいた。
Googleのイベント前日。Geminiがひっそりとアップデートされていました。毎日使っている相棒が「別人」に変わっていた——その違和感に、ボクは1分とかからず気づきました。
こんにちは、ヨウカンラボのヨウカンです。42歳。仙台在住の元小学校教師で、今はブログで再起を図っています。
今回は「新しくなったGeminiを前夜に触ってみた正直な感想」と「ブログ運営での使い分けマップ」をまとめました。自分自身の今後のGemini活用ガイドも兼ねています。
ボクのAI活用ワークフロー(まず前提として)
ボクのブログ運営は今、Claude Code × Geminiの2本柱で動いています。
- Claude Code:実装担当。ファイル操作・WordPress投稿・コード修正まで。
- Gemini:壁打ち相棒。記事の叩き台を作る、構成を練る、アイデアを整理する。
Geminiにはカスタム指示を設定しています。「ヨウカンラボのトーン」「SWELLテーマに合わせた装飾ルール」。だからGeminiはボクのことを「ヨウカン」と呼び、ですます調で、ちょっとユーモアを交えて話してくれていました。
そう。「いつもの感じ」があったのです。
Geminiが「別人」になっていた件
新UIを開いた瞬間、3つの違和感が走った。
違和感①:Geminiのトーンがいつもと違う
アカウントに登録している本名で呼ばれた。ですます調ではなく、硬くてフォーマルな文体。ユーモアがなく、まるで初対面の人と話しているみたいだった。
毎日相棒として使っているからこそ、この違和感に1分で気づいた。逆に言えば、それだけ「いつものGemini」に馴染んでいたということでもある(笑)。
違和感②:カスタム指示が機能していない
ブログ記事の構成を頼んだとき、文章構成やSWELLテーマに合わせた装飾ルールが無視されていた。
カスタム指示で「文章構成はこういう感じで、WordPressテーマではこういうブロック構文を使う」と設定していたはずなのに、カスタム指示を無視して帰ってきました。
ボクのワークフローは「Geminiで叩き台 → Claude Codeに渡して実装」。このフローでカスタム指示が機能しないのは、正直かなり困ります。
違和感③:予測の安定感が変わった気がする
AIは次のトークンを予測して出力する仕組み。新しいモデルに変わったことで、その「癖」が変わったのか、出力のリズムが以前と違う感覚がありました。
ただ、これは正直まだ確信が持てません。もう少し使ってみないと判断できない部分です。
新しい体制を整理する(モデル × 思考レベルの2軸)
新GeminiのUIは、「どのモデルを使うか」と「どれだけ深く考えさせるか」を分けて選べるようになりました。
Gemini自身が教えてくれた例えが分かりやすかった。
「軽自動車か、セダンか、スポーツカーか」を選んだ後に、「サクッと近所を走るか、長距離をナビで走るか」を決めるようなイメージです。
| モデル | 立ち位置 | 向いている作業 |
|---|---|---|
| 3.1 Flash-Lite | 速さ特化 | 即答・単純変換・ブレスト |
| 3 Flash | バランス型 | 普段の壁打ち・構成案・対話 |
| 3.1 Pro | 最高峰の論理力 | 複雑な分析・長文・コーディング |
さらに各モデルに「思考レベル:標準 or 拡張」を設定できる。拡張にするとより深く考えてから答えを出す。Pro + 拡張が最重量タスク向け。
ブログ運営での場面別使い分けマップ
Geminiに直接聞いた回答 + ボクの一次情報を合わせて整理しました。
Flash-Lite:5分で終わらせたい軽作業
- タイトル案を10個出して
- 誤字脱字チェック
- 文章をですます調に直して
思考レベルを気にするほどでもない単純作業。とにかく速く返してほしいときに。
3 Flash(標準):いつもの壁打ち相棒として
- 記事の見出し構成案を作る
- 「40代男性でダイエットを始めたい人」のペルソナ設定
- アイデアを投げて整理してもらう対話
- Claude Codeに渡す前の叩き台作り
正直、ボクが一番お世話になっているのはここ。
3.1 Pro × 思考レベル「拡張」:ここぞの難題
- 365日継続コンテンツの全体設計(読者の感情曲線まで考えた緻密な構成)
- アクセスデータ(CSV)を読み込ませてのSEO分析
- 複雑なHTML/CSSのバグ修正
プロのコンサルタントに依頼するような感覚で。本当に必要な場面に絞って使う。
Gemini本人に「使い分け」を聞いてみた
「百聞は一見にしかず」——というわけで、本人(Gemini)に直接聞いてみました。
「ブログ運営と日常生活で、新しい各モデルをどう使い分けるべきか教えて」
最大の変更点:「モデル」と「思考レベル」の分離
これまでは「思考モード」が独立した一つのモードのように扱われることもありましたが、新しいUIでは「ベースとなるAIモデル」を選んだ上で、「どれくらい深く考えさせるか」をオプションで指定できるようになりました。
整理としては正しいと思います。でも、やっぱりカスタム指示が機能していなかった——という現実があります。ここが今の本音。
気になる3つのポイント
①カスタム指示の信頼性
SWELL装飾ルールが無視されたのは、ボクのワークフローに直結する問題。しばらく様子を見ながら、どこまで信頼できるか見極めていく。
②パーソナリティの連続性
毎日話す相棒として使っていると、「トーンの一貫性」は思った以上に大事だと気づいた。新しいGeminiが「ボクのGemini」になるまで、もう少し時間が必要。
③賢さは正直まだわからない
「3.1 Proが最高峰」と言われても、複雑なタスクを実際に投げてみないと体感できない。これは引き続きテストしていく予定。
まとめ:ボク用Gemini使い分けチートシート(随時更新)
この記事は、ボク自身の今後のGemini活用ガイドも兼ねています。
今の時点でのボクなりの結論:「カスタム指示の安定性を見極めながら、3 Flash中心で使い続ける。Claude Code × Geminiの2本柱ワークフローは変えない。」
| 場面 | 使うモデル |
|---|---|
| タイトル案・誤字チェック | Flash-Lite |
| 記事構成・壁打ち・叩き台 | 3 Flash(標準) |
| 神記事設計・SEO分析・コード修正 | 3.1 Pro × 拡張 |
新しいGeminiが「いつもの相棒」になるまで、もう少し付き合ってみます。今夜のGoogle I/Oの発表を見て試してから、もう一度評価し直す予定です。
(この記事は気づきがあった時に随時アップデートします)
でも、ツールの話より大事なのは「どう使うか」だとボクは思っています。完璧なセットアップを待っているうちに、何もやらないのが一番もったいないので。