フィットボクシングで脚は細くなる?365日続けた43歳の答えと、太ももに効かせるフォーム4つ

フィットボクシングで脚は細くなる?と書かれたアイキャッチ。adidasのトレーニングマットの上にJoy-Con用グリップ2つとApple Watchを着けた手が置かれている

読者さんより、「フィットボクシングで脚は細くなるのかな?」と聞かれたので記事にしてみました。

ボクの場合、「脚だけ」が先に細くなることはありませんでした💦体感としては全身がまんべんなく落ちていって、その中で太ももも楽になった、という感じです。ただしフォーム次第で、脚への効き方は明らかに変わります。フィットボクシング3を365日続けて-16kg(85.1→69.2kg)の43歳が、体感と、脚に効かせる具体的なフォーム4つ、そして変化を目で確かめる方法を書きます。

先にお断りを。体型も、どこから落ちるかも、人によってまったく違います。ここに書くのは43歳男性のボクの場合の話です。それから、脚のむくみについては後半に1章おいています。太ももだけでなく、ふくらはぎの話もそこに書きました。

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目次

【結論】脚は最後に来る。でもフォームで効き方は変えられる

ボクの体感はこの2つです。①脚だけを先に細くすることはできませんでした。②脚への負荷は、フォームを変えれば今日から増やせます。この2つは矛盾しません。「細くなる順番」は選べないけれど、「使う筋肉」は選べる、ということです。

ボクの体感では、顔もお腹も脚も、まんべんなく落ちていった感覚のほうが近いです。ただし、体重が2ヶ月まったく止まった時期はありました。

フィットボクシング3のマイデータ画面。継続日数とプレイカレンダーのスタンプが並んでいる
前提として——この記事は、この画面を積み上げた人間が書いています(341日目を始める前のマイデータ画面)

👉その365日ぶんの実測データは、こちらに全部置いています

なので、「脚だけを短期間で細くしたい」なら、この1本だけでは足りないかもしれません。脚に集中したいなら、下半身のトレーニングを別に足すのが近道です。ただ、ボクの体感ではフォームを変えるだけで脚への効き方はかなり変わりました。まずはそこから試す価値はあると思っています。

「脚が太いのが昔からの悩みで、痩せた話を探しても出てこない」

👉そういう声をいただきました。同じことで困っている人は、たぶん少なくありません。

ボクに書けるのは、脚が最後に来た365日ぶんの実際と、その間に見つけた「効かせ方」だけです。それでよければ、このまま読み進めてください😃

この記事でだけ書きます。ボクも「2回目」でした

実はボク、痩せるのは初めてじゃありません。これまでどの記事にも書いてこなかったのですが、この記事でだけ書きます。

他の記事では「昔ジムに4ヶ月通って挫折した」とだけ書いてきました。仙台のスポパーク松森という、プールもジムも入っている複合施設です。挫折したのは本当です。でも省いていたことがあって、その4ヶ月で、実は今と同じか、それ以上落としていました。

そして、やめ方がひどい。痩せたことで気が緩んだんです。「これだけ落ちたし、今日は休もう」。それが二度目、三度目と続いて、気づいたら足が向かなくなって、そのまま退会しました。うまくいかなくてやめたのではなく、うまくいったからやめたんです。

書かなかったのは、単純に恥ずかしかったからです。せっかく落としたのに全部戻して、しかも人生最大の85.1kgまで行ってしまった。「一度できたのに」という事実は、自慢どころか、いちばん触れたくない場所でした。

でも、脚の話を書くにあたって、これを隠したままなのは違うなと思いました。今このフォームの話ができるのは、当時ジムのトレーナーさんに教わったことが元になっているからです。踏み込み方も、体重の乗せ方も、あのとき体に入れてもらったものです。

ただし、当時教わった話をそのまま鵜呑みにはしていません。ボクらの世代は「最古の人類はアウストラロピテクス」と習いましたが、今の教科書はそう教えていないそうです。体のことも同じで、10年前の常識が今も正しいとは限らない。だからこの記事では、当時教わったことも、いま調べ直したことも、両方並べて書いています。

もし今これを読んでいる方が「昔は痩せられたのに、今回はうまくいかない」という2回目の人なら、たぶんボクと同じ場所にいます。1回目に効いた方法が、2回目にそのまま効くとは限らない。ボクの場合、ジムでできたことは家では続かなくて、代わりに「2分だけやる」という別のやり方に変えるまで、9年かかりました。

なぜ脚は最後なのか。ボクが納得できた説明とボクのお腹コンプレックスの話

脚の脂肪は、全身が落ちてきたあとに動く。これはボクの体感です。順番を早める方法は、少なくともボクには見つかりませんでした。

ボクのコンプレックスはお腹だったのですが、もうアンパンマンの顔を作るときに「おいし〜ぃ♪パンを作ろーぅ♪」と言いながら、子どもたちに揉まれて遊ばれていたほどです笑

まずはお腹も引き締めたかったので、お腹に効くプランクを始めてみました。こちらも、ほぼほぼフィットボクシング開始と同時期からやっていたのですが、効果は「❓」というのが正直なところです。確かに体幹は劇的に強くなって、腕立て伏せもスイスイできるようになりました。(腕だけじゃなくて体幹を使って全身で上げられる感覚です。)

劇的にお腹が引き締まったかと聞かれたら、そうではありません。ダイエットが進む中で、自然に落ちていった感覚です。

体の一部だけを狙って脂肪を落とすこと(いわゆる部分痩せ)は難しい?

今回のケースだと「ボクの場合ならお腹に効く運動をすればお腹が」「読者さんの場合なら太ももに効く運動をすれば太ももが」細くなるのか、という話です。ただ、ボクの身に実際に起きたことは、それとは違いました。

ボク自身も気になったので、調べられる範囲で調べました。否定側と肯定側の両方に研究があります。

  • 否定側……6週間毎日腹筋運動をしても腹部の脂肪量は変わらなかった、という報告があります(2011年の研究)。また、体脂肪がどこに付くかは3〜6割が遺伝で決まるという報告も(1990年の研究)
  • 肯定側……片脚だけのトレーニングで、動かしている側の脚の血流と脂肪分解が促進されたという2007年の報告もあります

つまり「部分痩せは絶対に無理」とも言い切れないし、「狙った場所から落とせる」とも言えない。ボクが読んだ限り、そこが正直なところです。

ここはボクが調べた範囲の話で、医学的な結論ではありません。「脚は最後に細くなる」という言い方もトレーナーの間ではよく聞きますが、それを裏づける研究は見つけられませんでした。体のことで不安がある場合は、専門家に相談してください。

ただし、ここが大事なところかなって思います。「細くなる」と「使えている」は別の話です。脚に効かせるフォームでプレイすれば、ちゃんと効きます。フィットボクシングをプレイしている限りでは、太ももにかかる負荷の方が、ふくらはぎよりも大きいかと思います。

細くなるのが最後だとしても、使えていないよりは、使えているほうが確実にいい。筋肉がつけば燃えやすい体になりますし、そのぶんダイエットが進めば、脚が細くなる順番も前倒しになるのではと考えています。

だから話は「痩せる順番」ではなく「フォーム」に移ります。

体重が動いていないのに「太ももが楽」になった日

脚の変化に最初に気づいたのは、体重計ではなくパンツでした。体重はほとんど動いていないのに、履けなかったパンツがスーッと入った。あの日のことはよく覚えています。

体重が落ちなくなった時期、ボクはクローゼットにワンサイズ下のウエスト76cmのパンツを1本吊るしていました。体重という数字ではなく、体の形で変化を見たかったからです。買った当時はギリギリ履けるくらいのサイズ感でした。

それが約2ヶ月後。体重の数字はほとんど変わっていないのに、抵抗なく入ったんです。そのとき最初に感じたのが、ウエストより先に「あれ、先週より太ももが楽だな」という手触りでした。中身が入れ替わったのかな、と思いました。

2025年8月から2026年3月までのフィットボクシング3の平均体重の推移グラフ。72kgの壁を越えて右肩下がりに減っていく様子
グラフが平らな時期こそ、パンツのほうが先に変化を教えてくれました

思い込みではない裏づけもありました。UNIQLOアプリの「MySize ASSIST」は、スマホのカメラで体型を測ってサイズを出してくれます。撮ってみたら、身長と体重を入力して出たサイズより1つ小さいほうを提案されました。自分の感覚じゃない数字で言われると、さすがに信じられますよね!

脚の変化だけを見る「フィッティングチャレンジ」

脚に絞って変化を見たいなら、選ぶのはウエストではありません。「履いたときに、ギリギリ脚が通るくらい」のパンツです。ここを基準にすると、太ももとふくらはぎの変化だけが浮かび上がります。

ボクはこれを「フィッティングチャレンジ」と呼んでいました。やることは単純です。

👖 脚だけを見るときの3点
  • 安いパンツを1本だけ買う……高いものは必要ありません。ユニクロでも、どこでも大丈夫です
  • ウエストではなく「太もも」で選ぶ……履いたときにギリギリ脚が通るくらい。ここが普通のサイズ選びと違うところです!
  • 1〜2週間に一度だけ履いてみる……毎日はやらない。履けたら変化あり、履けなければ変化なし。それだけです

1本目を選ぶときは、さっきのMySize ASSISTがサクッと使えます。ただし出るのはAIが推定した参考値なので、最後は履いて決めてください。

これは体重計では絶対に分からない数値です。体重が同じでも、パンツは正直に教えてくれます。しかも履くだけなので、記録も計算もいりません。なお、ウエストで見る全身版のやり方は別の記事にまとめてあります。ここでは脚に絞った使い方だけ書いています。

ボクが基準にしていた1本は、買った時点でボタンがギリギリ止まって、お尻周りもだいぶきついくらい。1〜2週間のあいだで思い出したときに「よし、フィッティングチャレンジやってみるか…」とやる。それくらいの雑さでちょうどよかったです。

脚に効かせる4つのフォーム

効くのはこの4つです。ダッキング・ウィービング、ボディストレート、リズムの取り方、左右の体重移動。どれも「意識しないと勝手に手を抜いてしまう」動きで、しかも手を抜いても画面上は成立してしまう。だから自分で意識するしかありません。

言葉で伝えるのが難しい😓うまく伝わるといいのですが……順にいきますね。

これ、体感だけの話ではありません。国立健康・栄養研究所が出している「メッツ表」(運動の強さを数字にした公的な一覧)に、こういう行があります。

モーションを使うゲームの遊び方強さ(メッツ)
上半身だけを使う(楽〜ほどほど)3.0
全身を使う(ほどほど)4.0
全身を使う(ほどほど〜きつい)5.0
全身を使う(きつい)7.5

同じモーションゲームでも、上半身だけなら3.0、全身を使えば最大7.5。倍以上ちがいます。フィットボクシングという個別の項目があるわけではないので断定はできませんが、「腕だけで振るか、脚まで使うか」で運動としての中身が変わることは、数字の裏づけがあると言っていいと思います。

「腕に比べて脚を動かす量が多くない気がする」——読者の方からいただいた、この感覚はたぶん正しいです。ただしそれは、ゲームの性質ではなくフォームを見直すことで改善する可能性はあります。

① ダッキング・ウィービング:膝の屈伸で沈む(頭から下げない)

頭だけを下げると、脚はほとんど使えません。正しくは膝の屈伸で沈みます。お尻を後ろに引いて落とすと、前ももだけでなく裏ももとお尻にも入ります。

調べたことがあるのですが、この2つは別の技です。ダッキングはまっすぐ来るパンチ(ストレート・ジャブ)を、上体を真下に沈めてかわす動き。ウィービングはフックのような横から来る攻撃を、U字を描くように潜って反対側へ抜ける動きです。ウィービングのほうは左右の体重移動を伴う👉ここが脚に効く理由でした。

どちらも共通のコツは同じで、背中はまっすぐ、視線は前のまま、腰ではなく膝を曲げる。ボクが初期の頃にずっとやっていた「頭を横にずらすだけ」は、教科書的にもはっきり間違いでした。

スウェーバックコンビのリザルト。JUST+421、NEW RECORDでトータル123,331
避ける動きが多いコンビは、深く沈むかどうかで翌日がまったく違います

ボクは最初、避ける動作で「膝の屈伸」を意識していませんでした。だから浅い。浅くても判定は出るので、そのまま何ヶ月も続けてしまったのです。あるとき意識してしっかり沈んでみたら、プレイしながら脚に効いてる感じが実感できました😅同じメニュー、同じ時間なのにです。

② ボディストレート:みぞおちを狙って、踏み込んで打つ

目の前に自分と同じくらいの背の人が立っているとイメージして、みぞおちを目掛けて打ち込みます。これが一番わかりやすく脚に来ます。

ボクが意識しているのは3点です。①前足を一歩前に出す ②体重をパンチに乗せる ③足裏の踏み込みを感じる。やってみると分かりますが、空手の正拳突きみたいな形になります笑。

ボクシングの解説を調べてみて「なるほど」と思ったのが2つ。ひとつは「腰を落としてから打っていては遅い」——沈むのと打つのが同時、という話です。もうひとつは打つと同時に後ろ足のかかとを外に捻って、腰を一緒に回すこと。前足はまっすぐではなく斜め前に出します。

ボディストレートは本当に奥が深いです。うまくハマった日は、打ち終わったときに全体重がパンチに乗っている感覚があります。体全体が連動する感じ。ここを狙いにいくと、腕のゲームが一気に全身のゲームに変わりますよ!

③ 「1・2・1・2」は常時。ここが基本姿勢そのもの

「1・2・1・2…」のリズムは、パンチの合間だけのものではありません。ずっと続いている基本姿勢そのものです。ここで動きを大きくするだけで、脚に効いている感覚が出ます。

意識するのは1つでいいです。後ろ足のかかとを上げて、親指側に体重を置く。フィットボクシングでリズムを取っている時間は、この姿勢を維持している時間です。ここがベタ足になると、あとは全部崩れます。

フィットボクシング始めたては、後ろ脚のカカトは無理に上げなくてOKです。体重にもよりますが、無理に上げると膝を痛める原因になります。ボクはそれで膝をやりました💦

そして1年やってもここがいちばん難しいんですよね。考えごとをしていたり、気を抜いたりすると、動きが勝手に小さくなる。フィットボクシングの本当の難所は、派手なコンビネーションではなく基本姿勢を維持し続けることだと思っています。

大きく動くと決めた日は、プレイ時間を1分も増やしていないのに明らかにキツいです。

④ 左右の足の、体重移動を意識する

③と地続きの話ですが、前足と後ろ足で体重を乗せ替えることを意識するだけで、効き方がだいぶ違います。ボクの実感では、この4つの中でいちばん手軽で、いちばん差が出ました。

ストレートを打つときは、下半身の回転と体重移動が本体です。打つと同時に後ろ足のかかとが浮く。これが自然に出るようになると、パンチは腕ではなく脚から出ていきます。

あわせて、プレイ中は後ろ足のかかとを上げる。これも意識しないと、いつのまにか両足べったりになります。ベタ足だと腰が回らないので、結局は腕だけの運動に戻ってしまいます。(慣れてきたらかかとを上げるを意識してみてくださいな😃インストラクターも言っている通り負荷がだいぶ変わります)

「もう少し負荷が欲しい」と感じている人は、時間を足す前にこの4つを試してみてください。

ちなみに、この4つはどれも「握りが安定していること」が前提です。Joy-Conがズレて、フォームどころではなくなります。ボクはグリップを付けてから、やっと下半身に意識を向けられるようになりました。

フィットボクシング用グリップを右手で握っているところのアップ。指がグリップの穴にしっかり収まっている
握りが決まると、意識を脚に回す余裕が生まれます

ここが安定しないと、フォームの話はぜんぶ机上の空論になります。

判定を信じてはいけない理由

フィットボクシング3の判定って、けっこう甘いですよね。フォームが崩れていても、タイミングさえ合えばジャストが出てしまう。ここが、このゲームの一番の落とし穴だとボクは思っています。

判定が甘いこと自体は、悪いことではありません。初日から気持ちよく続けられるのは、この甘さのおかげです。ボクがここまで続けられているのも、たぶんここが厳しくなかったからです。

でも、続けるうちに困ったことが起きます。「ちゃんとできている」と画面が言うので、フォームを直すきっかけがない。ボクは何ヶ月も、浅いダッキングのまま「ジャスト判定」が表示され続けていました。

そこで途中から、インストラクターの動きを鏡のように真似することだけを意識するようにしました。スコアは下がらないまま、体のほうが明らかに変わりました。

Switch2エディションの「アドバンス判定」は、この悩みへの回答かもしれません

アドバンス判定のレクチャー。GOODやJUST+の判定表示

2026年7月に出たSwitch2エディションに、「アドバンス判定モード」が追加されました。公式の説明は短く、こう書かれています。

パンチの勢いと精密なタイミングを評価。エフェクトやJoy-Conの振動も変化。

フィットボクシング3 公式サイトより

メーカー側も「アクションのタイミングと速度をより詳細に判定するストイックなモード」「中・上級者向けのやりこみ要素」と説明しています。公式が言っているのはここまでで、判定がどう厳しくなるのかも、何のセンサーで何を測っているのかも公開されていません。

なのでここからは、実際にプレイしているボクの体感です。

  • ジャストプラスの判定がかなりシビア。「えー、今のジャストプラスじゃんw」と言いながらプレイしています
  • スコアは通常判定とは分かれて記録されます。ジャストプラスでパーフェクトにできたプログラムは未だにありません
  • 負荷がやっぱり上がります。以前は考えごとをしながらプレイしていましたが、アドバンス判定だと真剣にやらないとスコアが伸びません💦実際にApple Watchで計測している心拍数も、いつもよりも高くなる傾向にあります。

「判定が甘くてフォームを直すきっかけがない」という、この章でずっと書いてきた問題への回答になっている気がします。負荷が足りないと感じている人には、いい刺激になるはずです!買い替えの判断はこちらに書きました。

1年やって思うのは、これは「フォーム次第で負荷が変わるフィットネスゲーム」だということです。そこが面白いところであり、同時に一番難しいところでもあります。

心拍数という、もう一本の物差し

スマートウォッチを持っているなら、心拍数を見てみてください。「効いている感じがしない」の正体が、数字で見えることがあります。

目安はこの式です。

(220 − 年齢) × 60〜70%

年代ごとの目安を表にしておきます。

年代目安の心拍数(60〜70%)
20代(25歳で計算)117〜137bpm
30代(35歳で計算)111〜130bpm
40代(45歳で計算)105〜123bpm
50代(55歳で計算)99〜116bpm

43歳のボクなら106〜124bpmあたりです。この範囲を保ちながら動くと有酸素運動として効きやすいと言われています。

ただし心拍数は自分で自由にコントロールできるものではありません。あくまで目安として見てください。体調に不安がある方は、無理をせず医師に相談を。

即トレのリザルト。推定消費カロリー80.22kcal、プレイ時間8分36秒、436発。腕のApple Watchは心拍69
ゲームの数字と腕時計の数字。心拍が69まで落ちているのは、写真の画角を決めているうちに落ち着いてしまったからです(すぐ戻るのも効果のうちかもしれません)

ボクの使い方は「自分の基準値を知るため」でした。毎日プレイしていると、だいたいこのくらいという数字が見えてきます。それを目安にして、デイリーのスピードを上げてみる。心拍数を狙うというより、心拍数を見て負荷を足すかどうか決める使い方です。

もうひとつ実感しているのは、ここまで書いたフォームをちゃんとやるかどうかで、心拍数がはっきり変わることです。同じプログラムでも、深く沈んで踏み込んだ日は数字が違います。フォームの答え合わせにも使えます。

とはいえ体調によっても変わるので、「今これくらいの心拍数なんだ」と把握する程度でOKです。数字に縛られると続きません。

毎日やる前に、膝だけは守ってほしい

脚に効かせようとすると、膝に来ます。ボクは始めて1ヶ月も経たないうちにやりました。フローリングの上で毎日プレイしていたら、膝に差し込むような痛みが出たんです。

厄介なのはここからで、右が痛くなるとそりゃ庇いますよね。今度は左に来る。負の連鎖です。当時のボクは85kg台からまだそれほど落ちていなかったので、単純に膝に乗っている重さも今とは違いました。

フィットボクシングでフローリング直は重力と体重が膝に直撃、厚手10mmマットは衝撃を吸収して膝を守る左右比較のイラスト
深く沈むフォームに変えるほど、足元の差が効いてきます

ここまで書いてきた4つのフォームは、どれも沈む・踏み込む動きです。つまり膝への負担が増える方向です。フローリングで直接やっているなら、フォームを深くする前に足元を用意したほうがいいと思います。

先に書いておきます。痛みが続くようなら、道具を買う前に一度診てもらってください。ボクの話はあくまで一例です。

そこで10mmの厚手マットを入れました。薄いヨガマットから替えたら、膝の違和感がスッとなくなりました。

面白いのは今の話で、体重が落ちてからはスポーツソックスでフローリングのままプレイしていても、まったく膝が痛くなりません。つまりマットは「ずっと必要な道具」ではなく、体が重い時期を乗り切るための道具でした。ボクのマットは今、プランクをやるときに活躍しています。

ただし、今どこも痛くないなら急いで買う必要はありません。

重い時期を、膝ごと乗り切るための道具でした

脚が太い理由は、脂肪だけとは限りません(むくみの話)

女性の方だと「むくみ」が気になっている方も多いかと思います。ここまで脂肪の話ばかり書いてきましたが、夕方になると脚が重い・靴下の跡がなかなか消えない、という場合は、脂肪とは別の話かもしれません。

正直に書きますが、ボク自身はむくみで困った経験がありません。だから体験談としては何も書けません。ただ、うちの奥さんは寝るとき用の着圧ソックス(メディキュットのようなもの)を使っている日があります。本人はあまり口に出しませんが、使っているということは、そういうことなんだろうなと思っています。

「分かりません」で終わらせるのも違うなと思ったので、調べました。ボクの体験ではなく調べて分かったこととして書きます。

ふくらはぎは「第二の心臓」。座りっぱなしだと、そこが止まる

脚は心臓からいちばん遠く、しかも重力で水分がたまりやすい場所です。その血液を心臓へ押し戻すポンプの役割をしているのがふくらはぎの筋肉で、「第二の心臓」と呼ばれています。

つまりデスクワークや在宅ワークで同じ姿勢が続くと、このポンプが働かない時間が長くなるということです。運動不足でふくらはぎの筋力が落ちると、さらにポンプが弱くなる——と説明されています。脚が太くなった理由が「歩かなくなったから」という自覚のある方は、ここが効いている可能性があります。

ここで、この記事の前半とつながります。「1・2・1・2」のリズムも、左右の体重移動も、ダッキングの膝の屈伸も、全部ふくらはぎを動かす動きです。脚に効かせるフォームは、そのまま第二の心臓を動かすフォームでもある、ということになります。ベタ足で腕だけ振っていると、ここが丸ごと抜けます。

着圧ソックスは「夜用と昼用が別物」でした

調べていていちばん驚いたのがこれです。寝るとき用と日中用は、圧の強さが違う別の製品です。

  • 日中用……立っている・座っている状態で重力に逆らって血液を押し上げるので、圧が強めに作られている
  • 就寝用……横になると心臓と脚の高さがそろうので、強い圧は要らない。だから弱めに作られている
  • だから日中用を寝るときに履くのは避けるべきとされています。強い圧を長時間かけ続けると、かえって血行を妨げたり、睡眠の質を下げたりする可能性があるためです

もうひとつ。医療用の弾性ストッキングは「むくんでから履く」より「朝から履いて予防する」ものだと説明されていました。夕方に脚が重くなってから履いていた方は、ここを入れ替えるだけで体感が変わるかもしれません。

あとは地味ですが、ふくらはぎと足首を伸ばすストレッチ(起床時やお風呂上がり)と、20〜30分の軽い散歩でも血行は変わる、とされています。結局のところ「ふくらはぎを動かす」に戻ってきます。

この章はボクの体験ではなく、調べた内容のまとめです。むくみが片脚だけに出る・押すと跡がなかなか戻らない・急に強くなった、という場合は病気が隠れていることもあると書かれていました。長引くようなら、自己流で対処せず医療機関で相談してください。着圧製品も、持病がある方は先に確認を。

正直に書くと、おへそ周りはまだ残っています

-16kg落として太ももも楽になりましたが、おへそ周りの肉はまだ残っています。365日やって、プランクも(サボった日はありますが)続けてきて、これです笑。隠しても仕方ないので書いておきますね。

とはいえ、以前と比べたらだいぶお肉はなくなりました。1年前の今ごろは、子どもにお腹を揉まれながら「おいしいパンを食べよ〜♪」とアンパンマンの生地をこねるネタで遊ばれていましたから💦 今はもうその遊びはできません。

これを書いたのは、「全部が均等に落ちるわけではない」と先に知っておいたほうが、途中でやめずに済むからです。どこから落ちるかは体質の影響が大きいという報告もあるので、他人との比較は難しいのかもしれませんね😭

ボクは知らなかったので、落ちない場所を見るたびに「効いていないのでは」と疑いました。あの疑いが一番、継続の邪魔になります。

そして、ここが今回いちばん書きたかったところです。ボクの「残った場所」はおへそ周りでしたが、人によっては、それが脚なんだと思います。全身が落ちきったのに脚だけ最後まで残る、という経験をした方は、たぶん少なくありません。

そのとき「まだ落ちきっていないだけ」と言われても、正直しんどいですよね。ボクもおへそ周りに関しては、何度も同じことを言われてきました。だから「落ちるのを待つ」以外の手を持っておくことが効きます。この記事のフォーム4つは、待つのではなく使いにいくための手です。そして次の章では、脂肪とは別のもう1つの原因についても書きます。

落ちる場所と、なかなか落ちない場所がある。そういう感じです。それでも全体としては確実に変わります。だからこそ物差しを1本持っておくことが効きます。体重計だけを見ていると、残っている場所ばかりが目に入るからです。

まあ、残ったおへそ周りは伸びしろだと思うことにしました。来年の今ごろはシックスパック!と、ここに書いておけば少しはやるでしょう笑。

それでも脚が変わらないときに、ボクが考えたこと

脚が変わらない時期は、たいてい全身も止まっています。ボクの場合、脚だけが停滞していたことは一度もありませんでした。だから、脚を責める前に全体を見たほうが早いかなって思います😃

ボクが止まったときに見直したのは、この3つでした。

  • 物差しを増やす……体重だけ見ると折れます。パンツ、写真、心拍数。どれでもいいので2本目を持つ
  • タンパク質を足す……筋肉が落ちると、体重は減っても引き締まりません
  • 強度より継続……キツくした週より、淡々と続けた週のほうが結果が良かった

特にタンパク質は効きました。ボクは運動後にプロテインを飲むようにしてから、体重の落ち方より先に、体が締まってきた感じが出てきました。

ボクが飲んでいるのはソイプロテインです。とりあえず筋肉量はキープしたまま落としたかったので。ジムに通っていたころならホエイを選んでいたかもしれませんが、今は細マッチョが目標なのでソイにしています。腹持ちも良いので♪

「減量期はソイのほうが優れている」と言い切れる根拠は、調べても見つかりませんでした。分かったのはこのくらいです。

  • 吸収の速さは違う(ホエイは1〜2時間、ソイは5〜6時間かけてゆっくり)。ただし数ヶ月で見ると、筋肉量の増え方に統計的な差はなかったという解析もある
  • ソイは吸収がゆっくりなぶん腹持ちがいい。ボクが選んでいる理由は、結局これだけです

つまりどちらが上ということではなく、目的での使い分けのようです。ボクの選択は「腹持ち」を優先した結果であって、正解というわけではありません。体質や持病がある方は、専門家に相談してください。

そして何より、努力は絶対に無駄になりません。効果がすぐ出なくても、続けながら改善策を考えればいい。ボクはそう思ってここまでやってきました。

腹持ちで選んだ、というだけの話です

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よくある質問

Q. フィットボクシングで脚は細くなりますか?
ボクの場合は、全身が落ちたあとに太ももが変わりました。脚だけを先に細くすることはできませんでした。体の一部だけを狙って脂肪を落とすのは難しいとされているので、全身で落とすつもりで続けるほうが結果的に早いと思います。

Q. 腕ばかり動かしている気がします。脚は使えていますか?
フォーム次第です。ダッキングを深くする、ボディストレートで踏み込む、リズムを大きく取る、左右の体重移動を意識する。この4つで体感が変わります。判定は甘いので、画面のスコアではなくインストラクターの動きを基準にしてください。

Q. 脚が細くなったかどうか、どう確かめればいいですか?
「履いたときにギリギリ脚が通るくらい」のパンツを1本買って、1〜2週間に一度だけ履いてみてください。ボクはこれをフィッティングチャレンジと呼んでいました。履けたら変化あり、履けなければ変化なし。体重計では分からない数値です。

Q. 脚が太いのは脂肪ですか?むくみですか?
両方の可能性があります。夕方に重くなる・靴下の跡が消えにくいという場合はむくみが関わっているかもしれません。ふくらはぎは血液を心臓へ戻すポンプなので、座りっぱなしの時間が長いとそこが働きません。フィットボクシングのリズムステップと体重移動は、そのふくらはぎを動かす動きです。ただしむくみが片脚だけに出る・急に強くなった場合は医療機関で相談してください。

Q. 一度痩せたのに戻ってしまいました。同じ方法でまた落とせますか?
ボクの場合は落とせませんでした。昔ジムで4ヶ月かけて落とした方法は、家では一度も続かなかったからです。しかも当時は、痩せて気が緩んだ結果やめています。1回目に効いた方法が2回目にも効くとは限らないので、「前と同じやり方に戻る」より「今の生活で続く形に作り替える」ほうが早いと思っています。ボクはそれが「2分だけやる」でした。

Q. 毎日1時間やっても大丈夫ですか?
ボクは365日続けていますが、痛みが出たら休んでいます。逆効果になりやすいのは「毎日」そのものより「強度の上げすぎ」でした。特に膝は、床が硬いと一気に来ます。体調に不安がある場合は、無理をせず専門家に相談してください。

まとめ:順番は選べないけれど、使い方は選べる

ボクの答えは、こうです。脚は最後に来る。でも、脚を使えているかどうかは今日から変えられる。

  • ダッキングは、お尻を後ろに引いて深めに沈む
  • ボディストレートは、前足を出して足裏で踏み込む
  • リズムを取るときは、動きを大きくする
  • 左右の足の体重移動を意識する
  • 判定ではなく、インストラクターの動きを基準にする
  • 「ギリギリ脚が通るパンツ」を1本、物差しにする

ボクは「脚を細くしよう」と思って始めたわけではありませんでした。85.1kgの体で、とりあえず2分だけやってみようと思っただけです。それが1年続いて、気づいたら太ももが楽になっていた。順番は選べませんでしたが、続けた結果として、ちゃんと来ました。

今日、次にプレイするとき。ダッキングを1回だけ、いつもより深く沈んでみてください。それだけで、明日の太ももが変わります。

40代でも30代でも、もう一回やり直すのに遅いということはないと思っています。あなたの再スタート、応援しています! ともに、ゆる〜く頑張っていきましょう。

起動までの手数が少ないほど、続きます

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この記事を書いた人

ヨウカンのアバター ヨウカン 40代リブート研究家

三日坊主のまま40代になった、9年前のボクみたいな人へ。

ヨウカン|43歳・仙台。元小学校教師。コードは書けない非エンジニアのまま、ガジェットとAI(Claude Code)で暮らしとブログを回しています。フィットボクシング3と「2分ルール」で85.1kg→69.2kg(-16kg)、継続340日超。

道具はスペックでなく「使う直前の手数」で選ぶ。買って続いた物も、眠らせた物も書きます。

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