毎日汗だくになってパンチを打ち込んでいるのに、体重計の数字が1グラムも減らない。むしろ増えてる日すらある——。停滞期って、本当に心が折れますよね。
「この負荷じゃ、もう数値は動かないんじゃ…」「今の体重をキープできれば御の字だよね…」
この記事では、フィットボクシング3を続けるなかでボクが2ヶ月間ハマった「72kgの壁」=停滞期を、どうやって越えたかを書いています。読むと、なぜ体重がピタッと止まるのか、そして数字が動かない間に何をすればいいかが分かります。
停滞期にボクらが信じられるものは、たぶん2つあります。ひとつは今夜の体重計の数字。もうひとつは、カレンダーに並んでいくスタンプの列。数字は今日がんばっても平気で裏切るけど、スタンプは「やれば必ず増える」。この2ヶ月、ボクは後者だけを信じることにしました。今日ここで決めてほしいのは、たった1つだけ。あなたはどっちを見て過ごしますか。
ボクは2025年8月10日から毎日フィットボクシング3を続けて、85.1kgから69.2kgへ-16kgの減量を達成しました。でもその途中、72kg台でまったく数字が動かない停滞期が2ヶ月ありました。心を折られかけたあの時期の話です。(※この記事は215日目時点の記録です。その後も毎日続けて、2026年8月9日に365日を達成しました。)
👉「42歳のボクが-16kg(85.1→69.2kg)痩せた全工程と、そろえた装備はこちらにまとめています」

フィットボクシング3で体重が減らない「停滞期」は、なぜ起きる?

停滞期は、失敗のサインじゃありません。むしろ順調に減ってきた証拠です。体が「こんなに少ないカロリーでも動けるぞ」と省エネモードに切り替えただけ。だからここで焦って食事をさらに減らすのは、ボクの場合は噛み合いませんでした(一般にも逆効果と言われています)。ボクは72kgの壁で2ヶ月止まりましたが、やることを変えずに淡々と続けたら、ある朝ストンと71.0kgへ動きました。

ダイエットって、体が「今のままキープしよう」とがんばってしまう時期があるみたいなんですよね。
摂取カロリーを抑えた生活が続くと、体のほうも「じゃあ消費も減らして省エネで回そう」と切り替えてくる。これが停滞期の正体だと言われています。順調に減ってきた人ほど通る道みたいです。
「毎日やっているのに痩せない」の裏側で、体がどんな計算をしているのか。その仕組みと覆し方はこちらの記事でまるごと解説しています。停滞期はその「痩せない」の総仕上げみたいな時期なので、先に仕組みを知っておくと、数字が動かない間もずいぶん折れにくくなります。
とはいえ、頭で「順調な証拠だ」と分かっていても、2ヶ月も数字が動かないとメンタルはゴリゴリ削られます。ボクも毎朝パンチを打ち込んでいるのに72kg台から1ミリも動かなくて、「この負荷じゃもうダメなのかも」と何度も心が折れかけました。
このとき一番やりがちなのが、「もっと食べる量を減らそう」と走ること。でも省エネモードに入った体に、さらにカロリーを削る作戦はあまり噛み合いません。ボクが停滞期にやらなかったこと・やったことを並べると、こうなります。
- やらなかった:体重計に一喜一憂する/焦って食事をさらに減らす/毎日体重を測ってヘコむ
- やった:体重より「行動の記録」を信じる/タンパク質だけは守る/Apple Watchのリングを閉じる
停滞期がどのくらい続くかは、体質やダイエットの内容で人それぞれだと言われています。ボクの場合はたまたま2ヶ月でしたが、もっと短い人も長い人もいるはず。体調に不安があるときは無理をせず、必要なら専門家に相談してくださいね。ここから先は、ボクが「動かない2ヶ月」を越えるために実際にやった3つのことです。
体重より「行動の記録」を信じる──毎日のスタンプが足を止めさせなかった
停滞期にボクを支えた一番の考え方が、これです。体重という「結果」は裏切るけど、毎日のゲーム内スタンプという「行動の記録」だけは絶対に裏切らない。だから「数字が動かない日も、スタンプだけは押す」と決めて、淡々と2分を積み上げていました。
フィットボクシング3は、毎日プレイするとカレンダーにスタンプが押せる仕組みになっています。体重計の数字は今日頑張っても動かないことがあるけど、スタンプは「やれば必ず増える」。この「絶対に裏切らない記録」があったから、2ヶ月の沈黙にも耐えられました。
ボクが足を止めなかった原動力は、体重そのものより「フィットボクシングを365日続けた先に何が見えるんだろう」っていう、ちょっとした好奇心と意地でした。たとえ体重が減らなくても、今日の2分を動かせば「365日へのカウントダウン」は一歩進む。そう言い聞かせて乗り越えてきました。
2月末、子どものインフルエンザB型をもらったのか、フラフラで起き上がるのもやっとの日がありました。それでもゲーム内スタンプだけは押しました。「ここで途切れさせたくない」という一心で。完璧にやることより、継続の火を消さないこと。それが停滞期を越えるコツだと、今は思っています。
タンパク質だけは守る──朝の1本満足バーと、トレ後のキンキンのザバス
停滞期でも、これだけはサボらないと決めていたのがタンパク質補給です。理由はシンプルで、脂肪は落としたいけど筋肉はなるべくキープしたいから。とはいえ完璧なカロリー計算なんて毎日は無理なので、ボクは「頑張りすぎない、でも筋肉だけは守れる」補給に絞っています。
道具の話をひとつだけ。停滞期に入っている人にこれだけはと言えるのは、プロテインです。ボクが飲んでいるのはザバスのソイプロテイン ココア味で、3,000円前後(2026年9月時点。販売店で幅あり)。1杯でタンパク質20gです。グリップもマットも、この時期の悩みには効きませんでした。止まっているのは体重で、道具ではないからです。
👉 2ヶ月止まった時期に、ボクが唯一切らさなかったものです

ダイエット前は朝食ゼロが当たり前でした。今は起きてから30分以内に1本満足バーを1本。それだけで昼のドカ食いがかなり減りました。目的はタンパク質の補給と、朝のギアを入れること。カフェラテと一緒に食べるのが、ボクの起き抜けのルーティンです。
プロテインバーはあくまで補助食。忙しい朝に頼れる存在です。時間のある日はちゃんと朝食を入れています。
トレーニング後はザバス ソイプロテイン。1杯でタンパク質20g

ボクがソイプロテインを選んでいる理由は、ガチムチに筋肉を増やしたいわけじゃなく、脂肪を落としつつ今ある筋肉をキープしたいから。ソイは腹持ちが良くて脂質も低めなので、「筋肉を落とさず痩せたい・でも続けたい」というボクの目的に合っていました。パッケージの効果効能は正直よく分かりません(笑)。でも続けているうちに、子どもから「パパ、お腹のここがシューってなってきた」と言われるようになって、ちょっと嬉しかったです。
そして、停滞期にボクの地味なやる気を支えてくれたのが「キンキンのザバスを一気飲みする」という、ささやかなご褒美でした。トレ前に氷を入れてシェイクしておいて、汗だくになった45分後にキンキンのまま一気に飲み干す。この瞬間がたまらなくて。ジムじゃできない、家トレだけの特権なんですよね。
このキンキンを最後までキープしてくれるのが、ボクが使っているスタンレーの真空タンブラー。運動が終わる頃までしっかり冷たいままなので、汗だくの体に流し込む一杯が、毎日の小さなゴールになっています。停滞期って「楽しみ」を仕込んでおくと、不思議と続くんです。
汗だくのまま、冷蔵庫の前。氷でキンキンに冷えた、ザバス。この10秒のために動いた、45分。——正直に言うと、そのご褒美欲しさに続いた日が、停滞期には何度もありました。
👉「汗だくの後の”キンキンのザバス”を支えている、ボクの相棒タンブラーがこちら」
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Apple Watchのリングが、停滞期の「意地の一撃」を引き出してくれた
体重計が沈黙していても、毎日「あと少し」と背中を押してくれたのがApple Watchの3つのリングでした。特にムーブリング(消費カロリー)が「今日はあと50kcal」と教えてくれると、数字が動かない停滞期でも「今日はちゃんと動いた」が一目で分かる。これが意地の一撃を引き出してくれました。

以前のボクにとって、Apple Watchはただの「時計と通知をチェックするだけの端末」でした。でも今は、毎日のワークアウトを記録する相棒です。プランクを「コアトレーニング」で、フィットボクシング3を「フィットネスゲーム」で計測しています。
ムーブ・エクササイズ・スタンドの3つのリングが、毎日腕の中で完成を待っています。閉じた瞬間に花火が上がるわけじゃないけど、「よし、今日もやってやったぜ」と思える。逆に「閉じられないかも」という焦りは、すごいエネルギーになるんですよね。「あと50kcal足りない!」と気づいたら、部屋で無駄にパンチを打ったりHIITを叩き込んだり。
インフルでフラフラの時は、リングの目標を下げて「ズル」をしながらでも閉じました。完璧にやることより、まず今日の手を止めないこと。停滞期は、この「ゆるさ」が効きます。
2ヶ月ぶりに動いた数字と、その先へ
体重は止まっても、2分だけは動かし続ける。やったのは、本当にそれだけです。それが積み重なって、2ヶ月ぶりに71.0kgへ動きました。停滞期は、やめさえしなければ、ある日ストンと動きます。

2ヶ月ぶりに71.0kgを見たあの朝は、ちょっと声が出ました。やったことを振り返ると、結局この3つだけです。
体重計の数字は今日がんばっても動かない日がある。でもゲーム内スタンプは「やれば必ず増える」。裏切らない記録だけを見て、淡々と2分を積みました。
朝は起きて30分以内に1本満足バー、トレ後はキンキンのザバス。カロリー計算はしない代わりに、筋肉を守るタンパク質だけは切らさないと決めていました。
「あと50kcal」の焦りが、意地の一撃を引き出してくれます。体調の悪い日は目標を下げてでも、リングを閉じる=継続の火を消さないことだけを守りました。
あとからある本を読んで衝撃を受けたんですが、停滞期に無意識でやっていた「2分だけ」という行動、実はジェームズ・クリアーが提唱する習慣化メソッドとほぼ同じでした。気づいた時は「ボク、無意識で正解してたじゃん」とちょっと笑いました。2分ルールと習慣化の話は、また別の記事で。
動かない、体重計の数字。それでも毎日1個ずつ伸びていく、スタンプの列。2ヶ月が終わってみて分かったのは、信じるべきだったのは後者だった、ということでした。もし今、その1個目のスタンプを押す相棒を探しているなら。
👉「ここから始まったボクの-16kg。フィットボクシング3はこちらです」
停滞期は、心が折れそうになる時期です。でも、やめなければ数字は必ずまた動き出します。今日の体重に一喜一憂しなくて大丈夫。まずは2分だけ、スタンプを押しにいきませんか。それで十分、停滞期は越えられます。
よくある質問
人それぞれだと言われています。ボクの場合はたまたま2ヶ月でしたが、体質やダイエットの内容で長くも短くもなります。焦って食事をさらに減らすより、タンパク質を守って淡々と続けるのが、ボクには一番効きました。体調に不安があるときは無理をせず、必要なら専門家に相談してください。
たいていは逆効果になります。省エネモードに適応した体にさらにカロリーを削っても噛み合いにくいからです。ボクは食事をいじるより、行動の記録(ゲーム内スタンプ)を止めないことに集中しました。やめなければ、数字はある日また動き出します。
👉「72kgの壁を破った時の装備と、全体の流れはこちらにまとめています」


